2008年09月25日 03:31

変装したイギリス諜報員、BBCインタビュー中にツケヒゲが取れる

 
イギリス諜報員TOP

MI6と言えば、あの007のジェームス・ボンドなどで知られるイギリスの諜報員がいる組織です。

正式名称は「イギリス情報局秘密情報部」、つまりは世間で言うところのスパイとして知られ、身分を明かしてはいけません。

映画の世界のような話ですが、実際にどんなスパイ活動を行っているのか謎に包まれています。

ところが先日、そのMI6のエージェントが、サングラスに口ヒゲで変装してBBCのインタビューを受けていたところ、なんと途中でこのヒゲが取れてしまったのです。

スパイの変装が公衆の面前でバレることくらい恥ずかしいことも無いと思うのですが、インタビュー開始時はテレビカメラの前で、きれいに揃えた口ひげを付けていました。

それが以下の写真です。

イギリス諜報員01

※決してコントではありません。

繰り返し言いますが、これはBBCのインタビューであり、組織の秘密諜報員が正式にテレビカメラで撮影されるのは初めてだったそうです。

接着が甘かったのか、重力に負けたのか、ヒゲはだんだん下のほうにずれていきます。照明の熱も手伝ってかどんどん接着がゆるんでいったのです。

レポーターの一人が無視できなくなり、「口ひげがとれかけてるよ」と伝えると、「そうなるんじゃないかと思った」とうまくかわして、完全に取り去ったそうです。

イギリス諜報員02

自分で取らなくても床に落ちるのは時間の問題でしたが、慌てず騒がず、実に落ち着いていたと言います。

取り去ったヒゲはポケットにしまったそうです。彼は20年以上MI6に所属しており、50代前半と見られています。写真はあまりきれいではありませんが、レポーターは「本物の口ひげだと思った」と伝えています。

写真を見る限りかなり怪しいのですが…、どうなんでしょう。

インタビューの内容ですが、

  • イギリスの有名大学在学中にヘッドハンティングされた
  • 家族は彼の仕事について…大人は知っているが子供たちは知らず、一定の年齢に達したら教えるつもり
  • この仕事に就いた頃は、誰にどこまで話していいか非常に気を使った
  • 逆に外国の諜報員からスパイされ、監視されることもある
  • 007のように初日からアストン・マーチンの車が与えられるわけではなく、かなりの知性を必要とする
  • ジェームス・ボンドのように人を殺すライセンスはないが、エキサイティングな仕事である
  • と答えています。

    ヒゲが取れたのは収録中の出来事で、実際の放送ではヒゲが取れたところは放映せず、顔も映さないそうです。

    007の映画のようではないと言いつつも、こんなにベタな変装が剥がれるところは別のコメディ映画のようですね。

    The moment a mustachioed MI6 agent's cover slipped ... right off his top lip in Secret Service's first ever TV interview | Mail Onlineより

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    1. ドリフターズもビックリ!イギリス諜報部員のアヤシイ変装ツケヒゲ  [ 新倉茂彦の情報セキュリティAtoZ ]   2008年09月26日 15:57
    変装したイギリス諜報員、BBCインタビュー中にツケヒゲが取れる:らばQより MI6と言えば、あの007のジェー
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