ラピュタに出てきそうな巨大な北の天使「エンジェル・オブ・ザ・ノース」

北の天使「エンジェル・オブ・ザ・ノース」と呼ばれる大きな彫刻作品が、スコットランドにほど近いイングランド北東部、タインアンドウィア州にあります。
高さ22メートル、両翼54メートルあり、その幅は自由の女神像の高さを凌いでいます。
総工費2億円といわれる鋼鉄のエンジェルの姿をご覧ください。

総重量200トンを超える鋼鉄製で、風に耐えるため土台には165トンのコンクリートが使用されてるそうです。

200年もの間炭鉱だったこの丘に光を当てる記念碑として、1994年に着工されました。翼は平らではなく抱擁を表す角度がついています。

無骨な鋼鉄製のため、1998年の完成当初は景観を損ねないかと物議を醸したそうですが、現在は芸術作品としての評価が確立し、名所となっているようです。

天使のようであり、十字架のようであり、機械のようであり…。異世界に来たかのような存在感に圧倒されます。

田舎の景色に突如現れたら、車を停めて魅入ってしまいそうですね。
他の画像や詳細は、Wikipediaをどうぞ。
エンジェル・オブ・ザ・ノース - Wikipedia
また、イギリス南部サマセット州には、南の天使「エンジェル・オブ・ザ・サウス」と呼ばれる屋外彫刻作品がある、とWikipediaにリンクがありました。
その写真がこちらです。

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"Willow Man"とも言われる南の天使の方は、まだWikipedia日本語版が編集されていませんでした。
なんとなくわかります。
Willow Man - Wikipedia, the free encyclopedia