「もし1年前に1000ドル分の株を買っていたら…」株の暴落ビフォー・アフター
株価の暴落のニュースが連日続いていますが、いったいどれくらい損失が発生しているのでしょう。
タラレバを言っても仕方ないとは言え、もし別の投資方法を選んでいたらどうなっていたのか、気になるところです。
そんな、もしも1000ドル(約10万円)の株を1年前に購入していたら、現在こうなっている…、という比較が海外サイト話題に上っていましたのでご紹介します。
1年前に$1000だった株
ワシントン・ミューチュアル"WaMu"(貯蓄貸付組合) | $91.28 |
NeoMagic(アメリカの半導体メーカー) | $37.50 |
フレディ・マック"Freddie Mac"(連邦住宅金融抵当公庫) | $21.29 |
ファニー・メイ"Fannie Mae"(連邦住宅抵当公庫) | $20.79 |
と、こんな悲しいことになっているようです。
では、もし株ではなく、
1000ドル分の缶ビールを買っていたら?
答えはこうなります。
もちろん、ビールをたらふく飲んだ後で…。
そして、これを見た欧米人たちのコメント
・これを見て投資のグッドアイデアが浮かんだ。不況のときにはアルコールが一番ってことだな?
・驚きだ。Wiiを販売する前の任天堂を買わなかったことを悔やんでる(7倍になった…)
・理論的には1年前に投資していると、元金が減るということなんだよな?でも缶ビールとの比較に1票入れておく。
・ 1.売るまでは少したりとも損失が出ているわけではない。 2.投資は分散させろ。
・酒気帯び運転を潜在意識に植えつけている広告に1票。
・1000ドル分の缶ビールで240ドルの返金?よっぽど安いビールなのか、アルミが不足しているところなのか?
・20ドル分のアルミにしかならんだろう。でもそれじゃおもしろくないので数字を大きくしたんじゃないか。
・リサイクル会社で働いているが、他の金属と同様アルミも不況でそれほどお金にならない。
・ミシガン州では、1缶につき10セントの返金があって、1000ドルで1500缶買えるので、だいたい150ドルの返金がある。それよりもパーティが開けることがプライスレスだ。
・しかもその空き缶自動車がかなり高い金で売れるぞ。
・質問、株ってどうやって買うの?
・「コップ半分の水」の例えと同じ考え方で、それをどう見るかだ。
・そしてさらに別の1000ドルを現在投資すれば5年後には10000〜15000ドルくらいになるんじゃないか。
・ほとんどの株は短期では損はするだろう。しかし影響のなかった株を長期で持つなら、今は買うにはいい時期だ。
・僕は年金プランとして、1000ドル分の宝くじを買うことに決めた。
・ワインを造ろうぜ。年とともに価値が増す。
・これを見て自分が飲む量の言い訳になったよ。しかもここには飲む楽しさや、投資額が下がっていく惨めさは入っていない。
・現状では、リサイクルしても50ドルくらいだろうが、それでも投資して20ドルになるよりましだ。
・1年前に金を1000ドル分買っていれば、1200ドルになっていた。
・ファニー・メイを2008年9月17日に買っていれば、今2000ドルだぞ。
・一番いいのは元金保証の貯金だ。利子がついてビールが買える。かつ1000ドルも失わない。
・家を10年前に買っていたら、今支払った額よりずっと低い価値になってる!
・「1000ドルの悪い株を買ったら」というのが正しいタイトルだな。
論点を強調させるためにオーバーに書いてあるようですが、株を買っている人には笑えない話です。
何はともあれ、不況に陥ると一瞬にして消えていくお金があるということですね。
もともとなかったお金なのか、また元に戻るお金なのか、先行きが気になる時期ではあります。
Digg - If You Bought $1000 Of Stock A Year Agoより
文藝春秋
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期待はずれでした。
すばらしい
基礎の基礎
初心者さんにはいい本かもしれませんが・・・