飼い犬が殺人、飼い主に禁固刑
アメリカ・テキサス州では、2005年に当時76歳だったリリアン・スタイルさんが犬に襲われて死に至ったことから、飼い犬が人に対して死傷事故を起こすと、飼い主が責任を負うという法律が実施されています。
そのことで飼い犬に襲われて近所の7歳の子が亡くなった事件で、その飼い主カップルが7年の禁固刑を受けたニュースがありました。
WWLTV.comによると、犬を飼っていたのは、クリスタル・ミシェル・ワトソン28歳と、ジャック・ウェイン・スミス45歳のカップル。
証言によると、7歳のタナー・ジョシュア・モンクは友達と遊ぶために、スミスとワトソンの家の方向へ歩いて行くところを目撃されており、その午後に自宅から90メートルほど離れた溝に4匹のピット・ブルに囲まれて死体となって発見されました。
現場では攻撃を止めさせるため、2匹の犬を殺さなければならず、さらに警察が他の2匹を引き取りに行くと、飼い主は室内犬だと主張しましたが犬にはタナーの血液が付着していたそうです。
テキサスの法律では飼い主の敷地外で、犬が挑発されることなく人に危害を加えた場合、20年以下の懲役とする刑が科されることになっていました。
飼い主の責任を問う重い処罰が実施され始めたのは、去年からだそうです。
日本でも飼い犬が人を怪我させるニュースがありますが、獰猛な犬には特に飼い主の注意が必要ですね。
元刑務官が明かす死刑のすべて
posted with amazlet at 08.10.15
坂本 敏夫
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日本の死刑とは、筆者は死刑反対派だが、肯定派も認めた公平感のある本
気が重い・・・
権力が人を殺すということ
元刑務官だからこそ書けた