元国防省の男性、芸者の格好をする夢叶う
身長180cmほどある70歳のマードックさんは現在ホルモン治療を受けていて、性転換の手術待ちです。
現在はメアリーという名で呼ばれていますが、彼女(彼?)は芸者の格好をするのが夢だったそうで、京都でその許しが出て芸者の格好をしたとニュースになっていました。
Telegraphによると、現在メアリーという名で呼ばれる彼女は、元国防省で空軍ルートの地図製作者として仕事をしていました。責任も重く男らしい仕事で、1994年に定年退職するまで続けたそうです。
その彼女が言うには「日本の文化が好きで、和服を着るのをずっと楽しみにしていました」
当初女性だけの特権ということで、写真撮影は却下されたのですが、パスポートが女性名であること、さらにホルモン治療で大きくなった胸を見せたそうです。
それによって何とか説得でき、芸者の格好をしたのが上記の写真です。
思うところはいろいろあると思いますが、京都のお茶屋さんは寛大だと言えるでしょう。
イギリスでは性転換の費用は11000ポンド(約173万円)ほどかかり、現在手術待ちだそうです。
なぜ芸者の格好?という疑問はともかく、立派な髭をたくわえた国防省時代の写真を見ると、ギャップがいっそう引き立ちます。
西尾 久美子
東洋経済新報社
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花街をケーススタディした経営論の視点がおもしろいなかなか為になる本でした。
舞妓さんの強い職業意識
会員制ビジネスとしての花街のしくみを分析する
落語の副読本としても読める好書