シェフが警察署長に極悪非道なハンバーガーを出して逮捕される
相手が誰であれ、やはり自分の職を貶めるようなことをすれば逮捕されて当然です。
とは言え、あるレストランのシェフが警察に出したハンバーガーはあまりに酷いものでした。
AUSTIN NEWSによると、供述書には「テキサス州のバーネットレストランで働くシェフのジェイム・ペレツ(23歳)は、バーネット警察署長に出したハンバーガーについて、パン生地の部分を彼の体をぬぐい、バーガーにはさむ野菜はいったん口に入れてから出したものをはさみ、さらにその上でつばを吐いて、鼻をかんだことを、友人に告白した」とあるそうです。
ネルソン署長はその日、ペレツと仲間のシェフがカウンターのうしろから、彼がハンバーガーを食べる様子を観察していたのを覚えており、市民からの通報により逮捕にいたったようです。
レストラン側では、ペレツは一番のシェフだったらしく、全く想像がつかないと伝えています。
ネルソン署長は以前にペレツを扱った因縁があり、今回のことは恨みによる犯行と見ています。
彼の食べる食品が汚染されたのはその一度だけではないと署長は信じており、警察のカメラには10月11日の犯行時につばを吐いただとか、お尻にパンをこすりつけたなどのペレツの肉声が録音されているようです。
ネルソン署長はすぐに検査を受けましたが、3ヶ月おきに検査を受ける必要があり、現在は結果待ちだそうです。伝染性の病気が移されている危険性もあることから、ペレツの血液検査を行うかどうかも検討中で、ペレツは尋問には一切話をせず黙秘しているそうです。
ネルソン署長は「署長になったときから、このようなことがあるのではないかと覚悟をしていた」とは伝えていますが、情報なしでは知りえなかったと通報者に感謝しているようです。
知らぬが仏とはいいますが、知らないままも困るし、知っても嬉しくないし、あまりに酷い仕打ちですね…。