水族館の電気がショートしまくる…犯人はタコ
ドイツの水族館で、電気回線が幾度となくショートするので、電気技師や関係者などが不思議に思っていました。
度重なるショートにたいし、水族館スタッフたちは、夜中に交代しながら水槽を見守ることにしたのです。
すると…、タコが犯人でした。
まぶしい照明を嫌がるタコがなんと照明の消し方を覚え、ショートさせていたのです。
Telegraphによると、このタコの名前はオットーと言い、水槽内を照らす明るい照明を嫌って、水槽のへりまで上り水鉄砲のように水を直接吹きかけていたそうです。
回線がショートすると水族館中の電源に影響があり、中にはポンプなどの停止すると他の魚の命にも関わる機能があることから深刻な問題となっていました。
実際に原因を突き止めたのは3日目の晩。
退屈したタコのオットーが水槽の上のほうまで泳いでいったかと思うと、2000ワットものスポットライトに水を吹きつけたというから驚きです。
実際にその行動を見た責任者のクマー氏は、「オットーが届かない、さらに高いところにスポットライトを移動したが、注目を浴びるのが大好きなオットーは、退屈するとすぐに新しいスタントをやってみせるので、おもちゃなどを与えるなどして彼を注意深く見ていなければならない」と伝えています。
今までオットーのとった行動の中には、ヤドカリをキャッチボールしながら振り回したり、石をガラスに投げつけて破損させたり、他の水槽の住人を全く無視して水槽内の模様替えまでやってのけたそうです。
何も考えていなさそうなタコですが、実は驚くべきいたずらパワーを持っているようです。
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