2008年11月08日 16:38

「アメリカ始まったな」と思わせる、ちょっと感動を呼んだ写真

 
illustration:Patrick Moberg
november-4-2008

ついにオバマ氏に決まった第44代アメリカ合衆国大統領。

映画「ディープインパクト」やドラマ「24」では黒人大統領が登場していますが、「いつかは黒人がなる日も来るんだろうな」とは感じても、まさかここまで早いとは思いませんでした。

上のイラストを見ても分かるとおり、歴史的に物凄いターニングポイントに立っているわけですが、金融危機やさまざまな事件の影響もあってか、現在までは特に混乱もなく受け入れられている感じです。

少なくとも成熟した民主主義に一歩近づいたと言えますが、それを象徴するような出来事が海外サイトで感動を呼んでいました。

写真をご覧ください。

お祭り好きのアメリカらしく、バラック・オバマ大統領とジョー・バイデン副大統領の当選に沸く会場。

アメリカの夜明け01

肩車された白人の子供も「オバマ&バイデン」ボードを掲げています。それをじっと見つめる黒人の子供。


アメリカの夜明け02

「ほら」


アメリカの夜明け03

この姿に大人たちも気づきだします。


アメリカの夜明け04

この写真に「新しいアメリカの夜明け」と題がついていました。


奇麗事過ぎるとか、演出されすぎとか、今は盛り上がっているだけとか、人種の壁はそう安易な話ではないもしれません。

でもこの写真が話題になっていること自体が、時代は動いているんだな、と感じさせてくれますよね。

海外サイトに寄せられていたコメントも抜粋してご紹介します。

・世界がこの2人の子供くらい利口だったらいいんだが。

・この黒人の子供はサインを盗んだんだ!

・ちょっと真実にしてはウソっぽいが、すばらしい。

・Yes we can

・マーチン・ルーサー・キングは賛同したであろう。

・世界に差別や偏見や憎しみがなくなるといいのだけれど、これはそれを期待させるね。

・スイート過ぎる。

・共和党はメモを取れ、これが本当のアメリカの姿だよ。

・最後の写真は選挙の永久イメージになってほしいね。黒人も白人もいっしょに来て、子供らにも分かち合えるものがある。新しい時代が始まったんだな。

・ティッシュがいるだろ…。

・写真ストーリーはいいね。人々のいろんな感情が混ざり合っていて。。

・ミニバイデンとミニオバマ。

・この子供たちが、大人たちの馬鹿げたことを知らずに成長しますように。

・美しすぎるだろ。

・これはオバマ氏が当選するまで不可能だったのか?もともとあったものだろう。

・キュートだ。だけどこの黒人と白人は、この日より前から仲良かったと思うよ。

・これだよ、これ。チームアメリカだよ。


Digg - Obama's Win = A New Dawn for America [PIC]より

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3 淡々と史実が並ぶのみにもかかわらず
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5 黒人差別
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