ドイツ刑務所の囚人、自分を宅配便にして脱獄に成功
刑務所の囚人暮らしをしていると、やはり脱獄を考えたくなるのでしょうが、並大抵のことでは成功しません。
ところがドイツで自らを宅急便にすることで、まんまとうまく脱出した囚人がいました。
BBC NEWSによると、42歳のトルコ系の彼は7年の刑を受けていました。彼の刑務所での仕事はショップ向けの文房具の製作だったそうです。
彼の当番のときにダンボールの箱に入り込み、エクスプレス宅配便で刑務所から運び出され、現在でも彼の居場所はわかっていません。
この男は非常に背が高く、肩幅もありながら、150cm x 120cmのダンボールに隠れたようです。
宅配便は毎週刑務所から発送されるらしく、他の商品の入った箱に紛れ、男の隠れた箱とともにトラックに積まれました。
刑務所のゲートを通り越したあと、男はトラックのカバー布に大きな穴を開けて飛び降り脱走した模様です。
その後、それに気づいた運転手が警察に通報しました。
警察署長は共犯者が刑務所の外にいて、男がトラックを飛び降りたあとすぐに仲間が彼を拾ったと考えています。
まだドイツ国内に潜伏しているとみられ、刑務所内の仲間も脱出計画を知っていたのだと思われますが、脱獄を協力することはもちろん犯罪となるため、誰も口を割ることはないと見られています。
今回の恥ずかしい不始末により、刑務所側のセキュリティ強化を急速に推し進めるべきとの声が上がっています。
長身の男が自分を郵送して脱出できてしまうなんて、漫画や映画みたいな世界ですが、先進国のセキュリティで本当にやり遂げてしまったというのは驚きですね。
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家族で共有しておきたい価値観がんばっている人が読むといいかも。。。
手軽に読めて、効果絶大(?)
栄先生(この本の著者)に共感!
やっと日本でこういうことを言う人が増えてきた