アラブで新発売のチョコレートはラクダのミルク入り
チョコレート言えばベルギーというイメージですが、世界各国で独自の新製品を出そうと、日々開発されています。
そしてドバイのあるアラブ首長国連邦(UAE)では、砂漠の国らしいミルクチョコレートが発売されました。
やはりアラブからというだけあって、普通のチョコレートとは少し違います。
砂漠の国ならではの、ラクダのミルク入りなのです。
英タイムス紙によると、独自のレシピでもってヨーロッパのチョコレート業界に堂々たる進出を狙っているようです。
もともとラクダのミルクというのは砂漠の民であるベドウィン族の主な食材でしたが、チョコレートの原材料として使われるのは初めてのことだそうです。
チョコレートの名前は「Al-Nassma」と呼ばれ、現在特注品のようです。
普通のチョコレートよりやや甘めで濃厚らしく、1枚4〜5ポンド(約600〜700円)と値段も高めです。
製造工場のマネージャー、マーティン・ヴァン・アルムシック氏はレシピの調整に3年を費やしたと言い、何度も試行錯誤を重ねたそうです。
このアラブ風味でいっぱいのラクダのミルク入りチョコレート、いったいどんな味なのか、一度味わってみたいですね。
しかし肝心のアラブの気候ではどろどろに溶けてしまわないのか、それが気になります…。