司法の勉強をしている学生からノートパソコンを盗んじゃいけない理由
まぬけな泥棒の記事をいくつか紹介してきましたが、今日紹介する泥棒は別にまぬけだったというわけではありません。
ただし司法を勉強する学生からはノートパソコンを盗んではいけない、ということは学んだようです。
アリゾナ州で司法の勉強をするアレックス・ボッツィオスさんのアパートに、野球のバットを持った泥棒が早朝、窓から侵入してきました。
ボッツィオスさんが目覚めると同時に、泥棒のガブリエル・ソウシードはバットで頭を叩き割ると脅しました。
命の危険を感じたボッツィオスさんは、その時点で財布とギターをあきらめるつもりでしたが、泥棒はそれだけでなく、ノートパソコンをも盗もうとしたのです。
それを見たボッツィオスさんは、「おい、ダメだ、やめてくれ!事件のメモがそこに全部入ってるんだ!俺の4ヶ月分の勉強なんだぞ!」
泥棒は法学の勉強4か月分というものが、いかにストレスのかかる作業量なのかまったく理解していなかったのです。
怒り狂ったボッツィオスさんは、泥棒ともみ合い、バットを取り上げ、顔をむちゃくちゃに殴りました。
ボコボコに殴られた泥棒のガブリエル・ソウシード
警察はソーシードを逮捕して起訴する前に、病院で治療させなければいけないほどでした。
ボッツィオスさんはすり傷ですみ、ノートパソコンは無事だったそうです。
もう窓は開けっぱなしにするのはよすと話しているボッツィオスさんは、パソコンを取られることが起爆剤になったようです。
侵入先が3年生くらいだと、ここまで必死の反撃は食らわなかったたかもしれません。
数か月分のデータを失うとなったら、命の危険も顧みずに逆上する気持ち、わかります。
でも、これがコンピューターサイエンスの学生なら、強盗の命はなかったかも…
そういうことではなく、盗みはいけませんね。
そしてなにより、大事なデータはバックアップを忘れずに。
Why You Should Never Try to Steal a Law Student's Laptop - Switchedより
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