2008年11月19日 09:24

「自然治癒力に頼り…」医者に行かなかったヒーリングセラピスト、足の怪我で死ぬ

 
ヒーラー

ヒーリングセラピーと言えば、安らぎを与えることを第一として、自然な治癒を行うことです。

「癒し」という言葉が日本では使われ、精神的に安心感をもたらす効果があると言われています。

しかし何事も傾倒しすぎるのはよくないという例なのか、ヒーリング・セラピストが医者に行くのを拒んだために単純な傷から亡くなってしまったというニュースがありました。

Portsmouth Todayによると、ヒーリング・セラピストであるラッセル・ジェンキンさん52歳は自宅でコンセントを踏みつけてしまい、左足に怪我をしてしまいました。その傷が化膿してしまうのですが、彼は通常の治療をすることを拒み、心の声が病院へ行かぬように言っていると、通常の治療をすることを拒んだのです。

そして古代からの治療法でもあるハチミツを使っていました。

ところが化膿して壊疽した部分が広がっていき、そのまま亡くなってしまったというのです。

医師によると亡くなる数時間前に病院で治療していれば助かったと伝えています。彼の母親のアイリーンさんは息子を亡くしたことにショックを受けながらも、「医者なり、救急車なり、電話一本で助かったものを、その亡くなり方が理解できない」と嘆いているようです。

ジェンキンさんは2006年の12月に最初の怪我をしたそうで、そのときに2.5センチにもなる化膿がどんどん広がっていったそうです。

糖尿病だったジェンキンさんは代替治療であるホメオバシー治療を行うスーザン・フィンさんより2007年の4月にマヌカハニー(ニュージーランド産はちみつ)を勧められました。フィンさんによるとジェンキンさんは病院に行きたがらなかったそうです。

ところがジェンキンさんの状態は悪くなり、4月13日には安静にするよう言われました。フィンさんが訪ねると、シーツに血液がついており、寝室にはひどい臭いが立ち込めていたそうです。彼の足は腫れ上がり、足の色が変わり果てていました。その2日後、病状が急速にひどくなり、彼のつま先は真っ黒になったそうです。

そうして彼は4月17日にバクテリアと化膿による壊疽が原因で亡くなりました。

自分の信念を通すのも大事ですが、時に思い込みは命取りのときもあるという例でした。

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1. ヒーリング 印西  [ 知とこ情報館 ]   2008年11月19日 16:52
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