飼い主を亡くしたオウム、羽をむしるほどショックを受け抗鬱剤を服用

オウムは人間の5歳児並の知性を持つものもいるほど非常に賢い動物なのですが、飼い主に対する忠誠心・愛情も強いものがあるようです。
イギリス・サマセット州のオウムが主人を亡くし、そのショックで鬱病になってしまいました。
そこで羽をむしり頭をゆする彼を救うために、プロザックという抗鬱剤を投与したそうです。
ヨウム"African Grey"という種類のフレッドは、最愛の育ての親であるジョージを9ヶ月前に亡くしました。
フレッドは悲しみのあまり、首周りの羽をむしり、一日中頭を揺らすようになってしまったそうです。
専門家は、彼はジョージが姿を消した理由が理解できなかったため、鬱になってしまったのだと見ています。
そこで鳥用に調整したプロザック(抗鬱剤)を与えたところ、以前のように止まり木に戻ったそうです。
犬が飼い主を亡くしてショックを受けるといった話は聞きますが、オウムもここまで飼い主と結びつきが強いとは驚きですね。
Nothing To Do With Arbroath: Depressed parrot given Prozac after owner diesより