父親が5歳児に13kmの道のりを歩かせる理由
たった5歳の子に、2時間半も歩かせるなんてひどいと思いませんか。
それも毎日、大人でもなかなか歩けない距離です。
しかし事情を調べてみると…
5歳のジャック・バーフ君は、かなりやんちゃなようで、スクールバスの運転手をりんごの芯で殴って、5日間の乗車禁止になりました。
それを聞いた父親のサムさんが息子を反省させようと考えついたのが、学校までの道のりを歩かせるということでした。
しかしそこは狭い日本とは事情が違います。学校までの距離は13kmもあるのです。
バーフ親子
まず起床は早朝5:10です。お父さんはジャック君がずるをしないように自転車のタイヤも外してしまいました。
この古風なしつけとも言えるお仕置きに、通りかかる人々が親子に車に乗らないか声をかけてきたそうで、父親のサムさんは新聞紙の広告に「地域の多くのみなさま、私とジャックにたびたび声をかけていただいてありがとうございました」と感謝の言葉を載せたそうです。
その後またバスに乗りましたが、3日もしないうちにまた乗車禁止となってしまいました。今度は姉のケイトリンとの喧嘩が原因で、次の日からサムさんは二人を連れてまた徒歩になりました。
父親も一緒に歩くため、仕事に少し影響が出ているようですが、このやり方が子供のためになると思い歩いているそうです。
ジャック君は歩くことは喧嘩に強くなるのでかまわないと強がりましたが、次に乗車拒否になったら午後も歩かなくてはいけないと言われると、「暗くなるまでに帰れないかもしれない」と涙目になったようです。
ユーモアたっぷりのサムさんは「心配しなくても、家の鍵は空けておくよ」と言ったそうです。
たくましく育ちそうですね。
Dad tells 5-year-old, 'You did the crime, you walk the line' - Northern Territory Newsより
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