JAL社長の給料がパイロットより低い…「アメリカとは大違いだ!」アメリカ人たち大絶賛

不景気が続くと経営者の手腕が試されます。
経営困難に陥る会社もあれば傾いた会社を建てなおすなど、トップの責任は重大です。
そんな中、JAL(日本航空)の社長の給料がパイロットより低いことについて、CNNがレポートした映像がYoutubeで注目を集めています。
それを見たアメリカ人たちが「アメリカの経営者もこうでなくちゃいけない」とコメントが盛り上がっていましたのでご紹介します。
西松遥(にしまつ はるか)社長はJALの経営再建をかけて自らの給料を下げ、バスで出勤という質素なスタイルをとっており、CNNがそれを放送したことで話題となりました。
放送では西松社長がバスで出勤するところや、昼食に他の社員と同じ用に並ぶシーンなどが映し出され、彼が再建のためにどんなことをしたか、そして自身の年収をパイロットより安い960万円にまで下げたことなどが紹介されています。
彼の謙虚な改革振りと、会社が傾きながらも何十億、何百億円の給料を手にしてきたアメリカ企業のCEO(最高経営責任者)たちを比較をしていました。
この映像を見たアメリカ人たちの反応です。
・せめて彼が飛行機のチケットを買わなくてもいいように願うよ。
・これが武士道というやつなのか。俺たちもレッスンを受けるべき。
・切腹の芸術まで適用するのかい。そこまでの貢献はアメリカではもう見られない。
・僕が彼にランチをおごるよ。
・潔癖な資本主義を促進しよう。
・昼食を買うのに列にまで並ぶのはやりすぎじゃないかな。生産性と言うことを考えると彼が経済にもたらす彼の時間の価値、は年に100万くらいの価値があるだろう。彼が支払いを下げたとしても。
・すばらしいな。
・優れたリーダーというのは現場に立って、部隊といっしょに血を流すものだ。いっしょに食事をするのも自然で、分裂されたアメリカのようであるべきではない。
・彼はASIMO(アシモ)のように笑うな。
・いっしょに昼食をとるのはやりすぎではないね。彼は自分の価値が他の従業員と同じであることをよく知っている。従業員なしでは会社は機能しないが、社長無しでもきっとやっていけるとね。そしてそのことをアメリカの経営者は決して認めないんだ。
・この動画をワックスマンに送ってやりたいよ。オレらの生産性をぶち壊したCEOがいる会議で見せるべきだな。
・管理職にはプロのスキルがいらないと思ってるやつが多いようだが、医者、弁護士、会計士、エンジニア、市場の売買人などを求めた場合、金額に見合ったものしか手に入らない。大規模ビジネスの構造は複雑なものなんだ。
・医者、教師、看護師といった職業が、スポーツ選手、有名人、CEOといった職業と同等の収入になればバブルは終わるね。
・社長はどれくらいの株や証券を持っているのかな。給料だけってことはないだろう。
・ここの42ページには、17000株と書いてある。4万ドル(約372万円)程度だ。そんなに持っていないね。
・とてもいい。どうしてこんなCEOを持てないんだ?
・このCEOは自分の会社のビジョンに沿っている。そして彼は960万円あればこの厳しい経済の中で十分生活していけると心得ている。そして最後には成功することもわかっている。
・この偉大なCEOは模範となるべきね。だけど日本のCEOが全員彼のようだとか、アメリカのCEOがひどい強欲とか、まるで1つの国に1人のCEOしかいない解釈はやめたいな。真実は必ずその中間あたりにあるものだ。そして残念ながらその中間はいい話だったためしがない。
・彼をマン・オブ・ザ・イヤーにノミネートすべきだ。
抜粋ですが、絶賛しつつも冷静なコメントが多いように思います。
ですが少なくとも日本が自慢していい人材と言えそうです。
Digg - Japan Airlines CEO Cuts His Pay, Earns Less Than Pilots [VIDより
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