宿題をしない息子を叩いた母親、虐待の罪で1年以上の面会禁止

子供を守る法律が世界的にどんどん厳しくなっていますが、虐待に対する罰則は日本はまだまだ甘いと言わざるを得ません。
スペインで宿題を終えなかった息子を叩いたとして虐待の罪に負われた母親が、禁固刑45日と面会禁止を言い渡されたのです。
マリア・デル・サリエンテ・アロンド・マーティネツ37歳は子供を虐待した罪で今月5日に刑を言い渡されました。
英タイムス紙によると、2006年10月に10歳の息子が宿題を終えていないことを知った母親は、彼の首を抱え込み後頭部を殴ったと報告されています。
学校の先生が彼の首に指の痕がついているのを見て、警察に連絡したそうです。
判事は「少年が難しい子であった」としながらも、「暴力が親として子供を導く正しい方法だとは考えられない」と付け加えて、母親を45日の禁固刑に、さらに1年と45日の面会禁止を言い渡しました。
前科がないことから執行猶予がつくため、実際に刑務所に服役することは無いものの、母親は息子の500m以内に接近することはできず、この判決を不服として控訴するとのことです。
少し厳しすぎる内容にも思えますが、この手のニュースはつい日本の現状と比べてしまいます。
まだまだ虐待に関する法律は欧米に比べるとゆるいですが、今後は日本でもこういったニュースを聞くようになっていくのでしょうか。
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