「アドルフ・ヒトラー」という名前の3歳児、誕生日ケーキを拒否される

日本でも親が子供に奇抜な名前を付けているニュースを聞くことがありますが、アメリカ・ペンシルバニア州のホランドで両親が3歳になる子供の誕生日ケーキを注文したところ、拒否されてしまったそうです。
理由は子供の名前が「アドルフ・ヒトラー」だったため。
この店の対応に、賛否両論の反応があるようです。
両親は何が問題なのかわからないと伝えていますが、米国最大のユダヤ人団体である名誉毀損防止同盟(ADL)では、このスーパーの決定を称賛しています。
この両親は他の子供にも、"Aryan Nation"(ネオナチのグループ名)と付けています。
さすがに簡単ではない根強い問題があるようですが、小さな子供のことであるという意見も多く、このニュースに対して多くのコメントが寄せられていました。
・ケーキを拒否するのも差別には変わりはない。
・小さいな子供のことなんだから、誕生日くらい楽しませてあげたらよいのに。ケーキに名前をのっけるくらいいいと思うわ。それに両親が付けたのだから子供のせいじゃないわ。誕生日おめでとうアドルフ。
・ケーキにフルネームを書く人もいないんだから、「誕生日おめでとうアドルフ」としてそっとしておけばよい。
・両親の罪を子供がかぶることもないだろう。しかしそんな名前は虐待に近い。
・そのマレットと言う髪型が、すでに虐待だ。
・両親はいったい何を考えてるんだ?子供の人生にはさまざまなトラブルが付きまとうだろう。
・私が生きていた中で、子供のフルネームが乗ったケーキなんか見たことがないわ。それをわざわざ頼む親がバカで、マスコミの気を引きたいだけだと思う。アドルフ君誕生日がおめでとう。あなたの両親がバカで気の毒に思うわ。
・ケーキはとりあえず忘れよう。先に両親の脳内チェックだ。どんな頭してたらそんな名前を付けられるんだ。罪のない子供たちがバカ親のせいで一生苦労する。恥を知れと思うが、こう言うタイプは恥なんか持ち合わせていないのだろう。
・私の認識では親には子供の名前を付ける権利があり、それを邪魔することは誰にもできないはず。しかしながら子供には子供の権利があり、議論の余地があるように思う。
・そもそも子供にそんな名前をつけた理由は何なんだ?差別主義者なのか先祖からの伝承なのか?単に白人至上主義者という気がするのだが、それならスーパーの判断は正しいと思われる。
・注目されたい両親というだけだろう。この両親は両方働いていないのだから、ケーキを焼く時間くらいたっぷりあるだろう。スーパーの拒否は称賛するべきだ、利益より正しいことを取ったのだから。
・これは完全に合法の虐待だよ。何を考えたら子供たちが問題なく生活していけると思うんだい?子供たちが自分の名前を変えられる年齢になったら変えるように望むよ。それまでは苦労するだろうけれど。子供たちがこの名前で職に就けるわけもなく、彼らを雇うやつも上司もいないであろう。父親もしっかり負け組のようで、ナイスな入れ墨だよ。
・その町に住んでいたら、スーパーを訪れて称賛する。
・子供の権利が侵害されていると思う。
さすがにこの名前はタブーだと日本に居ても感じるだけに、欧米での反応は激しいようです。
親に子供の名前をつける権利があるとしても、奇抜な名前という十字架を背負って生きて行かねばならない子供がかわいそうですね。
(10/27)追記:オランダとしていましたが、ペンシルバニア州のホランドの誤りだったので訂正しました。
イースト・プレス
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