2008年12月18日 11:26

75年前に描かれたドイツの感電注意イラスト13枚

 
感電防止TOP

1933年のドイツで、感電防止を目的としたマニュアル本が出版されていました。

1931年にエジソンが84歳で他界したとき、白熱電球を普及させた功績を称えて全米では1分間電気を消したそうですが、その2年後ということになります。

当時の設備環境や電気に対する認識などが見えて、なかなか興味深いイラストです。

感電防止01

「陸橋の上から立小便してはいけない」

それ以前の問題と言う気もしますが、実際に感電するんでしょうか、これ…。


感電防止02

「2つの電源から伸びた電気スタンド触ってはいけない」

今時の電気製品は安全に作られているということでしょうね。


感電防止03

「シャンデリア、クリスマスツリー、電気製品に接触していると危険」

かなりテクニカルな状況ですが、可能性は否定できません。


感電防止10

「濡れた状態で電球に触れない」

これは今でも常識ですね、理科の授業で口を酸っぱくして言われました。


感電防止06

バスやトラックではなく、牛車というのが時代を感じさせます。


感電防止07

電線のそばで凧揚げしてはいけないと、昔は散々言われたものですが、今では凧揚げしている子供がレアです…。


感電防止08

感電と言うより漏電。一般人にはどうしようもないです。


感電防止09

昔のドライヤーだと危険が大きかったようです。当時からドライヤーって普及していたんですね。


感電防止11

電気製品をバスタブに投げ入れて、感電死させる映画を見たことがありますが、本当にそんな危険なんでしょうか。


感電防止12

ええと…、乳搾り中の牛が、尻尾を電気のつながったポールに絡めて…。

無理やりシチュエーションを考え出していませんか?


感電防止13

「切れた電線に犬が小便すると危険」

その前に切れてる電線そのものをなんとかしましょうよ…。


感電防止14

車掌さんも危険な仕事だったようです。


感電防止15

当時はこういった劣化・老朽化による危険はたくさんあったことでしょう。


変わったシチュエーションもいくつかありますが、実際に起こった事故の事例なのかもしれませんね。

その他のイラストは以下よりどうぞ。
Electricity Is Dangerous ~ www.popgive.comより

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1. JAXA小型副衛星システム安全研修【応用編】  [ ごんざぶログ ]   2008年12月19日 21:50
これで基礎編と応用編、修了。 これからが、システム安全活動の始まり。 そういえば、昨日のらばQの記事 「75年前に描かれたドイツの感電注意イラスト13枚」 すごいハザード事例だ。昔はこんなに危険だった
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