75年前に描かれたドイツの感電注意イラスト13枚
1933年のドイツで、感電防止を目的としたマニュアル本が出版されていました。
1931年にエジソンが84歳で他界したとき、白熱電球を普及させた功績を称えて全米では1分間電気を消したそうですが、その2年後ということになります。
当時の設備環境や電気に対する認識などが見えて、なかなか興味深いイラストです。
「陸橋の上から立小便してはいけない」
それ以前の問題と言う気もしますが、実際に感電するんでしょうか、これ…。
「2つの電源から伸びた電気スタンド触ってはいけない」
今時の電気製品は安全に作られているということでしょうね。
「シャンデリア、クリスマスツリー、電気製品に接触していると危険」
かなりテクニカルな状況ですが、可能性は否定できません。
「濡れた状態で電球に触れない」
これは今でも常識ですね、理科の授業で口を酸っぱくして言われました。
バスやトラックではなく、牛車というのが時代を感じさせます。
電線のそばで凧揚げしてはいけないと、昔は散々言われたものですが、今では凧揚げしている子供がレアです…。
感電と言うより漏電。一般人にはどうしようもないです。
昔のドライヤーだと危険が大きかったようです。当時からドライヤーって普及していたんですね。
電気製品をバスタブに投げ入れて、感電死させる映画を見たことがありますが、本当にそんな危険なんでしょうか。
ええと…、乳搾り中の牛が、尻尾を電気のつながったポールに絡めて…。
無理やりシチュエーションを考え出していませんか?
「切れた電線に犬が小便すると危険」
その前に切れてる電線そのものをなんとかしましょうよ…。
車掌さんも危険な仕事だったようです。
当時はこういった劣化・老朽化による危険はたくさんあったことでしょう。
変わったシチュエーションもいくつかありますが、実際に起こった事故の事例なのかもしれませんね。
その他のイラストは以下よりどうぞ。
Electricity Is Dangerous ~ www.popgive.comより
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