「この犬いらない…」捨てた飼い主のひどい言い訳10
動物愛護の強いイギリスでも、犬のプレゼントが一番増えるのはクリスマスの時期。
しかしイギリス人だって皆が犬好きとは限りません。世話する責任が持てずに結局返してしまうという悲劇も多いようで、動物愛護団体では、
「犬はクリスマスのためだけでなく、一生のもの」
"A dog is for life not just for Christmas"
というスローガンを掲げているほどです。
それでも現在多くの子犬たちがプレゼントされ、その後すぐに手放されるケースが少なくないようです。
引き取った犬の施設が聞いた、もっとも無責任な犬を捨てる理由10をご紹介します。
1. この犬はうちのソファと色が合わない。
2. この犬は目の色が違っていて、デビッド・ボウイのように悪者に見える。
3. この黒い犬はうちの白いカーペットと合わないので、白い犬と交換してほしい。
4. この犬はちょっと歳を取っているので、子犬かもっと若いのと替えてほしい。
5. この犬は、冷ましていたクリスマスの七面鳥を食べたんだ。
6. 飼っているモルモットが犬が一緒だと不安がる。
7. クリスマス・イヴにプレゼントを全部開けてしまったんだ。
8. 掃除の途中に犬の糞にひざまずいてしまった。
9. 認知症の老夫婦へのプレゼントだった。
10. スタッフォードシャー・ブル・テリアってピットブル(凶暴な犬種)に似ているからイメージ悪い。
引き取り手のない犬を預かる犬の施設のスタッフたちは、時折これらの理由に言葉をなくしてしまうようです。
イギリスには犬のしつけが行き届き、扱いに長けているイメージがありますが、犬嫌いや無責任な人の感覚は万国共通のようですね。
ですが、「自分が犬好きなので他人も喜ぶに違いない」という安直な発想でプレゼントしてしまう贈り主こそが、一番無責任なのかもしれません。
Owners give up dogs because 'it doesn't match the sofa' - Telegraphより
文藝春秋
売り上げランキング: 8709
ソックス愛らしい
映像がよいです
泣きました
犬10で涙