パイロットが着陸資格を持ってなかった…パリに到着寸前でイギリスに引き返す
Author:Arpingstone
後20分で目的地に着陸するという段階で「やっぱり飛行機は出発地に引き返します」と、パイロットからアナウンスがあったら驚いてしまいますよね。
しかも理由が「パイロットが着陸する資格を持っていない」なんて言われた日には、乗客はたまったものじゃありません。
しかしそんなことがイギリスのウェールズからパリへのフライトで実際にあったのです。
Telegraphによると、ウェールズのカーディフ国際空港からパリのシャルル・ド・ゴール国際空港へ向かう飛行機で、着陸まであと20分前というところで機長の機内放送が流れたそうです。
「当フライトは着陸まであと20分の地点ですが、残念ながらパリに着陸する資格を持ち合わせておりません。管制塔はレベル2の資格を求めており、私はレベル5の資格しか持っていません。よって当機はカーディフへ引き返します。」
乗客はみんなあきれてしまったそうですが、「なんで到着時にそんなことが起こりうるの?」と憤るのも無理はありません。
その理由ですが、着陸時にはかなり深い霧が出ていたのですが、この機長は低視認トレーニングをこのタイプの機体ではまだ受けていなかったとのことです。
カーディフを出発する段階ではパリの天候は良好だったそうで、この機長の判断は正しかったとFlybe(イギリスの航空会社)側は発表しています。
無理に着陸していれば起訴される恐れもあったそうですが、乗客としては到着寸前で「パイロットのレベル不足です」と言われて引き返されたらたまりませんよね。
ヨーロッパの冬は天候が荒れやすく侮れないということなのか、それとも業界の景気が悪くて人材不足なのでしょうか。
経験値稼ぎをしてレベルアップに励む必要があるのはゲームの話だけではなかったようです。
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