保護色で景色に溶け込んだ生き物の写真(Part2)8枚

保護色や擬態といった能力は、自然淘汰説や偶然の変異といった単純な進化論ではちょっと説明がつかないなぁと、釈然としなかった記憶があります。
今ではダーウィンの唱えた進化論から、さまざまな説が発展していますが、それは専門家にお任せるとして…
どこにいるのか良くわからないような、背景に溶け込んだ写真をご覧ください。
(Part1は以下よりどうぞ。
神の見えざる手?保護色で景色に溶け込んだ生き物の写真15枚 )

目がチカチカしそうなほど溶け込んでいるカニ。

高級食材であるマゴチは、英語では"Flathead"(平らな頭)と言い、そのまんまな名前です。

アマガエルなども保護色を持ちますが、こちらは"Paradoxophyla palmata"というマダガスカル島に生息する、とんがった頭が特徴のカエル。

大抵の擬態って大雑把で、神さまは図工があまり得意じゃないようだと思わせるのですが、コノハムシはリアルすぎて気持ち悪いですよね…。

目が体の左側に付いているほうがヒラメ。

目が体の右側に付いている方がカレイ、これはどっちなのか微妙です。目による区分は日本ルールだそうです。

"Merlet's Scorpionfish"という、ニューカレドニアにいるカサゴの仲間。珊瑚に似れば綺麗なのも頷けます。

セミも言われてみれば保護色で目立たない色になってますよね。
1週間の間に繁殖しなくてはいけないから、少しでも生存確率を上げる必要があるのでしょう。
でも、セミさん…。
ミンミン鳴いてたら意味なくないですか?
Masters of disguise: 15 Fascinating Animal Camouflage - Oddee.comより
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