「なんだこれ?」小さくて四角いフシギ生物

これはいったいナニモノ?
黒いサイコロの出来損ないみたいな珍妙な姿ですが、れっきとした魚です。

"Smooth Trunkfish"というハコフグの幼魚だそうです。骨板の甲羅が角ばっているためこのような形に。
ハコフグは日本を含む世界各地に生息しますが、Smoothと付くこの黒に白い斑点をしているのは大西洋やカリブ海にいるそうです。

下を向いていると、もはや謎すぎる物体に。下向きなのか後ろ向きなのか自信ないですが…。

子供なので1.5cm程度と、とても小さいです。

サンゴのまわりを泳いでいるそうですが、漂うといったほうがいいかもしれません。

ちょっと成長すると、ヒレも大きく。

この段階でも、どことなくユーモラス。

だいぶ魚らしくなってきました。

ハコフグはフグの仲間ですが、毒は持っておらず美味しい魚だそうです。
角ばった骨の甲羅で身を守るようですが、ハリセンボンもフグ目ですし、フグの防衛遺伝子ってどうなっているのでしょうね。

こちらはミナミハコフグ。黄色くてもやはり珍妙。

そこまで四角くなくてもいいのでは…、って言いたくなるほど四角いです。
実際にカリブ海まで見に行って撮影された方のブログがありましたのでどうぞ。
☆Happy Happy Diving☆ : ちっちゃいー!
Tronkfeeshes!!! | Cute Overload! :)より
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