イギリスのAmazonで、PS3のゲームが恐ろしくお買い得!と思いきや…
最近の急激なポンド安で、イギリスのAmazonがかなりお買い得になっています。
先日なにげなく眺めていたら、日本でも発売されているPS3のゲームが、ものによっては半額以下で売られていました。
これはお買い得!!と思い、早速衝動買いしてみたのですが…
◆イギリスのAmazonでは、PS3のゲームがお買い得
ヨーロッパでは、ゲーム機のシェアはPS3よりもXBOX360の方が若干高いせいか、ざっと見た感じでは同じタイトルでもPS3の方が少し割安だったりします。
日本では発売間もないゲームも、ものによってはもっと前に海外で発売されていて、叩き売り状態になっている事も珍しくありません。日本ではまだ発売されていないゲームが購入できてしまったりもします。
が、しかし…
◆ゲームは日本に発送できない
イギリスのAmazonでは、DVDやCDなど、一部の商品は日本宛に発送することができます。送料も日本円にすると、400〜800円と宅急便並みの値段で、かなりお買い得です。
しかしなぜか、ゲームは発送対象外。イギリス国内にしか送れません。
そこでイギリスの知人に頼んで、日本に送ってもらいました。
今回は以下のタイトルを買ってみました。
リトルビッグプラネット
amazon.co.uk
日本価格 \4,724
イギリス価格 £15.64(約\1,955)
→日本の価格の59%引
Fallout3
amazon.co.uk
日本価格 \6,443
イギリス価格 £17.37(約\2,171)
→日本の価格の66%引
Dead Space
amazon.co.uk
日本未発売
イギリス価格 £21.70(約\2,712)
→未発売なので比べられないけどBestみたいな価格
※購入時のレート 1ポンド=125円 で換算しています。
Fallout3は日本ではついこの前発売されたばかりですが、イギリスで買うとなんと1/4以下の価格…強烈です。
ここに消費税(VAT)£8.22が加わって、トータルで£62.93、日本円にして7,866円と、強烈に安い!VISAが使えるので、日本のクレジットカードでも購入することができます。
一度知人の家を経由するので到着は遅いですが、それでも注文から10日ほどで手元に届きました。イギリスから日本までの送料も約700円程と、国内の宅急便とさほど変わりません。
※購入時は上記の価格でしたが、現在値上がりしているようです。見るたびに微妙に値段が変化しているようです。価格は、2009/1/21の購入価格。
◆もしかすると、日本語で遊べるかも?
ちょっと前に、日本のPS3でアメリカの Playstation Store から体験版をダウンロードして遊んでみたところ、日本語で表示された事が何度かありました。
そこで、リトルビッグプラネットのように、世界同時発売のタイトルならもしかしたら日本語で…?と、淡い期待を抱いていました。
◆リトルビッグプラネットが日本語!…え!?
早速リトルビッグプラネットを入れてみると…
やった!日本語でタイトルが出ます!
してやったり的な満足感ににやけつつ、ゲームを始めてみると…
…残念ながら、吹き出しのメッセージが全部英語。当たり前ですね。
テンポ良く楽しいアクションゲームのはずなのに、英語が出てくるたびに読むのに時間を取られ、おもしろさが半減です。
遊んでて段々英語にイライラしてきます。
アクションゲームなら、英語とか関係ないなと思っていましたが、そう甘くはありませんね…。
◆Fallout3は英語力が無いと遊べない!
このゲームは困りました。プレイ中会話が多いのですが、英語が読めるだけでは遊べません。会話は音声と字幕で進むのですが、音声がメインのため、字幕は話し終わるとすぐ消えてしまい、読み終わるのを待っててくれません。字幕が出ないこともあります。
いきなりペラペラとネイティブなスピードで話され、答えを選べと言われても、読めてないんじゃーーー!!と切れまくりです。
…と、よくよく見ると、これはジャンル的にはRPGでした。道理で会話が多い…。FPSだと思ってなめていました…。
◆DeadSpaceは、語学力とかそういう次元じゃない問題が…
今度はDeadSpaceというゲームを遊んでみます。
序盤では字幕もなく英語の会話が進行し、何を言っているのかさっぱりわかりません。
なぜか「石村」という単語がやたら出てきて、…イシムラ…イシムラ…と、石村さんという名前だけが脳裏に焼き付けられていきます。
しかしそんな得体の知れない日本名でも、聞くとなんとなくホッとする悲しさ。
このゲームはFPSなので、英語なんかもうどうでも良い…と思ってプレイしていたら…
なんですかこれは…。海外の人の趣味なのでしょうか、死体の描写がとんでもなくリアルです。なんでここまでリアルにしないといけないのでしょうか。
(※画像はグロすぎるのでモザイクをかけています。)
そういえば子供の頃、海外のメガドライブのゲームはやたら血が出るせいで、日本で発売できないゲームがあるなんて聞いたことがありましたが、もはやそんな次元ではありません。
内臓や骨までリアルに…なんでここまでグロくするんでしょうか。開発費の8割を死体の描写に費やしたとしか思えません。
恐怖感の演出もよくできていて、昔遊んだバイオハザードの比ではありません。よくよく調べてみたらこのゲーム、日本ではグロすぎて発売禁止になったそうですが…
適切な判断だと思います!!(断言)
◆イギリスのAmazonで買う場合の注意!
今回PS3のゲームを購入して無事遊べましたが、同じ感覚でXBOX360のソフトを買ってはいけません。
聞くところによると、XBOX360には国のコードがディスクに記録されていて、同じ国コードの本体じゃないと遊べないようになっています。
イギリスで売っているXBOX360を一緒に購入すれば別ですが、イギリスのコンセントと日本のコンセントでは形状も電圧も違うため、そのままでは使えません。
DVDも同様に国コードがあるのですが、DVDの場合は日本とイギリスのコードが同じなため、一応再生はできます。
しかし、イギリスはPAL、日本はNTSCとテレビ信号の方式が違うので、プレイヤーによっては再生できない場合があります。
今のところ、確実に日本で楽しめるのは、PS3、DSのゲームと、音楽CDくらいでしょうか。
PS2,PSP,Wiiについては、そのうち試してみたいと思います。
◆英語が堪能でグロいのが平気な人にはオススメ…
とりあえず安いからと買ってみましたが、安物買いの銭失いとはこういうことかも…と痛感させられました。…というより、ネイティブの3歳児レベルの英語力で成人指定のゲームを買うなんて、無謀すぎました。
結局遊ぶと英語ストレスで嫌になり、日本語版を買いたくなります。だったら最初から日本語版を買え…ですよね。
イギリスに知人がいて英語が堪能で、グロい描写が平気な人だけ、購入のメリットがあるかもしれません。
が、やはり普通の人は、日本語版の方が安心して楽しめると思います。
いくら価格が4分の1でも、面白さが10分の1になったら結果的に損、というお話しでした。お後がよろしいようで…。
( by らばQ裏方 Coush 〜 英語できません )
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先が見えました
今更感の情報
分かりやすいのですが・・・
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