若いときにマスターベーションをしすぎるとガンのリスクが高まる…大学の調査結果
若い男性にとっては悲報かもしれませんが、20代、30代で性的に盛んだと、前立腺ガンになるリスクが高まるという大学の調査結果が出たそうです。
Science Dailyによると、イギリスのノッティンガム大学が800人の男性を対象に調べたものだそうですが、40代の男性ほぼ影響はなく、50代の男性についてはかえって病気を防ぐという結果だったようです。
これらの結果は、性交よりも自慰行為の方が、より顕著な差が出るとのことです。
前立腺ガンと診断を受けた60歳以下の男性431人のグループと、ガン患者ではない409人のグループに分け、性生活について調査しました。
調査の対象となったのは、性的活動が盛んだった年齢、マスターベーションの頻度、性交の頻度、性交相手の人数や性病経験の有無などだそうです。
ほとんどの患者は50歳を過ぎてからガンの診断を受けていますが、数値の結果は興味深いものでした。
調査の対象になった男性の97%は白人で、そのうちの84%は既婚、12%が離婚しています。
・どちらのグループも、59%は20代のときに月に12回以上の性的活動があったと答え、30代で48%、40代では28%、50代では13%に落ちている。
・6人以上と性経験を持つのは、ガン患者のグループは39%、患者ではないグループは31%。
・ガン患者グループのほうが性病にかかりやすい。
・ガン患者グループのほうが、どの年代のときも性的活動が盛んだった割合が高い。ガン患者グループは、20代のときに40%、患者ではないグループは32%が盛んだったと答えている。30代や40代でも似たような差がが見られ、50代は両グループとも31%と同じ位の数字。
・マスターベーションもガン患者もほうにより多く、20代で34%:24%、30代で41%:31%、40代で34%:28%、50代で25%:26%。
行為によって差が出るのか、旺盛な体質かどうかで差が出るのか、調査の信憑性については続報を待ちたいところでが、若いときにあまり一人で励むのはよくないかもというのを示唆する記事でした。
いえ、むしろ歳が増すほどに、励みましょうということかもしれません。
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