プロの職人だって失敗はある…何か間違ってるケーキいろいろ
欧米では、誕生日、結婚式、パーティ、出産祝いなど、人が集まるときに大きなケーキを作ることが多いです。
もちろん手作りも多いですが、パン屋さんなどプロの職人に頼んで作ってもらい、適当なメッセージをケーキに入れたりします。
しかしながら、プロの職人でも英語が苦手な外国人だったとか、センスが悪かったなどの理由で、大失敗に終わるケーキもあるのです。
そんな悲しいことになってしまったケーキたちのご紹介です。
これは女の子が生まれて、"It's a Girl"(女の子だった) というメッセージを入れるはずが、ガールのつづりが間違われて、「グリル(Gril)だった」となってしまっているケースです。
「トッピングして欲しい」とケーキに書いてあります。
多分客の指示だったのでしょうが、それがそのまま書かれてしまい、肝心のトッピングはないがしろにされています。
「"ウェルカム"と上に書いて」とケーキに書かれています。
これも引き受けた職人が英語がよくわからず、文字通り書いてしまったのでしょうね…。
「"Congratulations"(おめでとう)を3回」
これも指示通りではなく、指示そのものが書かれています。
電話などで注文すると誤解が起きやすいようです。
「もしもし、こちら○○ベーカリーです。」
「あ、もしもし、ケーキを注文したいのですが、ええと上司にプレゼントなんですが、彼の写真があればデコレーションしてもらえますか?」
「ええ、できますよ。それでは写真を持ってきてください。」
「じゃぁ午後にUSBメモリーをお持ちします」
〜しばらくして〜
「おい、このケーキにはどう飾りつけをするんだ?」
「カウンターを見てよ。そこに置いといたわ」
「これをケーキに乗せたいってかい?そうなのかい?」
「ええ、今客が持ってきたところよ」
「よしきた、任せてくれ」
クリスマスには欠かせない"Merry Christmas"という文字が、"Marry Christmas"(マリークリスマス)となり、「クリスマスと結婚しろ」という意味になっています。
「グッドラック ジェリー」(幸運を、ジェリー)という意味で作られたと思いますが、どうやらかなり悲観的なようです。
あまりの奇抜さに悪夢を見そうです。
何がどうと言われても困りますが、何かが間違ってると言わざるをえません。センスとか以前の問題です。
オレンジの部分はむしろきれいでおいしそうなんですけどね。大部分は見事なプロの作品といって差し支えないでしょう。
上のほうに「ちょっとこれ必要ないだろう」と思われる部分さえなければ…。
日本の職人の美しいケーキを見慣れていると、海外のものは食べ物とは思えない色のケーキがあったりしますが、以前お伝えした「あのケーキ」を思えば、海外ではこういったものでも商売が成り立つのかもしれません。
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