今もイギリスの海上に浮かぶ対空要塞…第二次世界大戦の遺物
第二次世界大戦の真っ只中である1942年、イギリスはドイツ軍への対空防御として、テムズ川(ロンドン)やマージー川(リバプール)の河口に、マンセル要塞"Maunsell Forts"を設置しました。
一見海に浮かぶスノー・ウォーカーのようですが、半世紀以上が過ぎた今も廃墟になった姿で残っているそうです。
今となっては非現実的な威容を見せていますが、親や祖父母の世代では現実そのものだったと思うと感慨深くなります。
要塞の名前は、設計者である"Guy Maunsell"氏に由来。
宮崎駿監督の未来少年コナンに出てきそうな、さび付いた砲台。
この4本の細い支柱だけで半世紀以上維持してきたことを思うと、その耐久性に感嘆してしまいます。
連絡通路の強度が気になります。どういう構造なんでしょうか。
現在、一部の要塞は復旧・保全を行っているそうです。
また、テムズ海上要塞は、現代の海上石油プラットフォームの直接の先祖であると考えられているそうです。(石油プラットフォーム - Wikipedia)
間近から撮影した映像はこちら。
YouTube - The Maunsell Sea Fort Towers 05
砦の中の映像はこちら。
YouTube - The Maunsell Sea Fort Towers 04
Sea Forts - Maunsell | Fun is 2 coolより
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