週5日働き、1日150km運転し、スーツをビシッと決める100歳の老人
人員削減などで終身雇用が難しくなっている昨今、長く雇用されるための秘訣が知りたいものです。
なんと来月100歳になるお年寄りが、週五日ばりばり仕事をしているそうです。
マックス・ファビアンさんは3月9日に100歳の誕生日を迎えますが、倉庫の検査をしたり、郵便物を集めたりする業務を現在も続けているそうです。
ケーブルの配線を行なうこの会社で、すでに勤続20年になるそうです。その前の30年も別のケーブル会社で勤めていたそうです。
つまり、前の会社に50歳〜80歳まで勤め、今の会社には80歳で雇用されたということになりますね…。
驚くことに仕事先まで自分で車を運転し、会社への往復と雑用を合わせて1日あたり150kmほども運転しているそうです。
長く雇用される秘訣はと聞かれると、「ベストを尽くして、上司の言うことをよく聞くこと」と伝えています。何と言っても会社への忠誠心が大事だそうで、会社に忠誠心があれば良い働き手であると言っています。
長生きも彼のスキルのひとつで、その秘訣は他の人とのおしゃべりだそうです。仕事の話だけでなく、それ以上の話をすることで親密な関係を築いているようです。
35年前に離婚し、前妻は亡くなっており、子どもはいませんでした。彼は会社に貢献し続け、会社と結婚しているようだとも伝えています。
彼の雇用主であるジム・アニクスター社長は彼を家族のようだと言い、仕事に関してもいろんな観点で理解をしていると述べています。
彼の人気は高く、役員からフォークリフトの運転手まで、誰もが彼と話をするそうで、会社のロールモデルだと絶賛されています。
アニクスター氏は言います。「いったいどくらいの人が100歳まで生きられて、そのうちの何人が仕事に毎日来れると思います?」と。
日本にも100歳以上のお年寄りはいますが、週に5日働いている人がいるのか疑問ですよね。
長生きするなら健康であることも重要ですが、100歳でスーツをびしっと決めた彼の姿を見ると、敬意を表する以外に言葉が見つかりません。
Man who's nearly 100 is still working -- Newsday.comより
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