2009年02月24日 16:35

「え?そんな訴訟あり?」アメリカの法廷で下されたトンデモ判決集

 
ジャッジ

とにかくアメリカは何でも訴訟したがるほど裁判好きです。

当然ながら裁判の数だけ判決も出ているのですが、「え?そんな判決あり?」と言うような少し理解しがたい判決が出ることも少なくないのです。

この判決はないだろうと言われた、ひどい裁判結果を集めたものをご紹介します。

1. テキサス州オースティン(2000年1月)

キャスリーン・ロバートソンさんに8万ドルの慰謝料を支払う判決が下されました。

家具店で走り回る幼児につまづいて転び足首を骨折しまったというのが、彼女に支払う慰謝料の理由ですが、家具店のオーナーがこの判決に驚いたのは、この走り回っていた幼児は彼女の息子だったからです。

2. カリフォルニア州ロサンゼルス(1998年6月)

19歳のカール・トルーマンさんに7万4千ドル(約700万円)の治療費が支払われる判決が下されました。

近所の人が彼の手をホンダのアコードでひいたのが理由ですが、その原因は車の運転席に誰かが乗っているのをトルーマンさんが気付かずホイールキャップを盗もうとしていたからでした。

3. ペンシルバニア州ブリストル(1998年10月)

テレンス・ディックソンさんが窃盗に入った家から出ようとしてガレージに行くと、ガレージの自動ドアが故障して開かず、家の中に入るドアは彼が閉めたときにロックされたので家の中にも戻れず、その家の家族はホリデイのためにいなかったので、彼は8日間も閉じ込められてしまいました。

その間ガレージに置いてあったぺプシとドッグフードで生きながらえました。この怒りが収まらなかったディックソンさんは、精神的な苦痛を受けたとその家の保険会社を相手取って裁判を起こしたのです。それに同情した陪審員たちは彼に50万ドル(約470万円)を支払う判決を下しました。

4. アーカンサス州リトルロック(1999年10月)

ジェリー・ウィリアムさんに、隣の家のビーグル犬にお尻を噛まれた治療費として、1万4500ドル(約136万円)を支払う判決が下されました。

その時ビーグル犬は隣家の庭で、フェンスに囲まれ鎖につながれていました。支払われる金額が比較的小さい理由は、ウィリアムさんが何度もしつこく犬をBB弾で撃って嫌がらせをしたためと陪審員たちが判断したからです。

5. ペンシルバニア州フィラデルフィア(2000年5月)

フィラデルフィアにあるレストランに、アンバー・カーソンさんへ11万3500ドル(約1070万円)を支払う判決が下りました。

カーソンさんは床にこぼれたソフトドリンクにすべってしまい、尾てい骨を骨折したという理由です。ただしそのドリンクは30秒前にカーソンさんがケンカしたボーイフレンドに投げつけたものでした。

6. デラウェア州クレイモント(1997年12月)

カーラ・ウォルトンさんはトイレの窓から落ちて前歯を2本失い、ナイトクラブのオーナーを訴えました。これは入場料3.5ドルをケチった彼女が女性トイレから侵入しようとしているときに起こった事故で、彼女に1万2000ドル(約113万円)と歯の治療費を支払う判決が下されました。

Laugh IT Out: Only In America!!より

(2/25)追記:本記事で参照したソース元の内容は、海外で流行ったチェーンメールが広まったもので事実ではない可能性が高いようです。ご指摘いただいた方、ありがとうございました。
事実確認については、kyousum様のエントリで非常に詳しく考察されていますのでどうぞ。

結構有名なものもありますが、これらの判決のほとんどが陪審員によるものなので、日本で裁判員制度が施行されたときの不安材料でもありますよね。

実際の裁判や判決を見なければなんとも言えませんが、弁護士や出廷する人の好感度や同情といった心象が、判断基準に大きく影響する気はします。

さすがに極端な例ではありますが、人が人を裁く以上、公正な裁判というものは難しい命題ですよね…。

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4 陪審員制度との比較で見た裁判員制度
5 裁判員制度は裁判官のため?
5 「非民主的」な日本の法律・政治,とくに裁判員制度への徹底的な批判と期待

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