チェルノブイリ原発事故でゴーストタウンになった街「プリピャチ」の姿

1986年にチェルノブイリ原子力発電所事故によって、周辺の住民30万人が移住を余儀なくされ、家屋が取り残されました。
事故が起きて20年以上の歳月が流れましたが、廃墟となったウクライナ(旧ソ連)、プリピャチの街の姿をご覧ください。

プリピャチは、チェルノブイリ原子力発電所の従業員の居住地として1970年に作られた5万人ほどの街。

よくある農村の風景ですが、ここが発電所だったことを物語る原子力マーク。

中のものが持ち出されたあと。

20年の歳月を感じさせるぼろぼろになった壁紙。

きれいに残っている木造建ても。

タイルもボロボロです。

壁を伝っているのは飾りでしょうか。

車の残骸。

人の手が入らないと、木造も持つとは限らないようです。

原発事故が奪ったものの大きさを思い知らされます。

2度と回らない観覧車。

散乱した内部。

緑豊かな公園で子供たちが遊んでいた遊具。

ゴーカート。

道路上なら比較的安全だそうですが、生活レベルで安全になるまで900年かかるともいわれています。

錆びついた列車。

そこに人がいた証。

20年で育った木。

きれいな施設だったことをうかがわせる大きな廊下。

人形の上に乗っかった防毒マスクのようなもの。

手向けられた献花。慰霊碑でしょうか。

装甲車も放置されているところに当時の混乱がうかがえます。
Pripyat Ukraine ghost city streets,Prypiat - ghost city (84 pics)より
廃墟チェルノブイリ Revelations of Chernobyl
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