過去画像が追加された「Google Earth」、生々しい洪水や森林伐採の前後の比較もできるように

初めてGoogle Earthを見た時には、無料でこんなツールが使えるのかと感動したものですが、度重なるアップデートを経てGoogle Earth 5.0では火星の中継画像を見たり海底探検まで出来るようになっています。
過去の画像は主に米国でしか見られなかったのですが、3/16のアップデートにより、世界各地の画像も見られるようになりました。

Google Earthの公式ブログで紹介されている、2005年8月末にアメリカ合衆国南東部を襲った大型のハリケーン・カトリーナがニューオーリンズに上陸する前後の比較。
立体道路が半分水没しています。

人口増大するブラジル・ロンドニア州、アマゾン河流域。この数年のの森林伐採の進行具合が確認できます。

ドバイで建設中のThe World (人工島)。300以上の島から成る世界地図を模した人工島群。
ここ数年、ドバイや中国は急激な建設ラッシュで変化も激しいですが、不況によって今後の変化は停滞してしまうのか、Google Earthを見ていれば確認できてしまうわけですね…。

日本も過去画像が追加されたのかGoogle Earthで確認してみると、東京都市部の場合は1997年当時から見ることができました。
動画のように時系列のバーを左右に動かすだけなので、ここ何年かで変化の激しかった土地を見てみると面白そうです。
Google Earthのダウンロードはコチラからどうぞ。
Google Earthでみる地球の歴史 (岩波科学ライブラリー)
posted with amazlet at 09.03.17
後藤 和久
岩波書店
売り上げランキング: 31892
岩波書店
売り上げランキング: 31892
おすすめ度の平均: 


