「ここなら投獄されたい?」ホテル並みに快適で豪華な刑務所

刑務所は法を犯した人が収容されるところで、罰や反省の場であり快適に過ごせるところではない…、というのが一般のイメージかと思います。
ところが(犯罪者も含めた)人権先進国であるオーストリアの、Justizzentrum Leoben刑務所は「えっ?これが刑務所?」というような、五つ星とまで言われる施設になっています。
並みの家よりむしろ快適そうで羨ましくなるほどの建物をご覧ください。

軽犯罪者用のためセキュリティがとても低いとはいえ、とても刑務所とは思えない建物。

心休まりそうなピンクのソファー。

どう見ても美術館や、上等な街のスポーツセンターといった公共建築物にしか見えません。

日当たりのよい窓。

Googleオフィスもびっくりな空間。

言われなかったら美術館にしか見えませんよね。

囚人同士で楽しく卓球。建物の鉄格子が、ここが刑務所なのだと思い出させてくれます。

テレビ、木の棚、ベッドと揃っている個室。自分のアパートより立派だと切なくなる人も多そうです。

コーヒーを飲みながらリクリエーション。時間に追われるサラリーマンとどちらが人間らしい暮らしなのか…。

外を散歩。看守の方が囚人みたいな顔しています。

広い体育館。

ジムに通う費用だってばかにならないんですが…。

家族や恋人との面会でしょうか。
こんな暮らしなら刑務所も悪くないって思いそうですが…。

やはり檻の中には変わりません。
このレオーベン刑務所は、隣に法廷があり、Justice Center Leoben(レオーベン司法センター)と呼ばれているようです。
人権問題は難しいテーマとはいえ、さすがにこの刑務所は何かが間違ってると思います。
A 5-Star Prison in Austria - Ah Boon.Netより
更生保護制度改革のゆくえ―犯罪をした人の社会復帰のために
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