「ヌード」と「ダンス」と「手をつなぐこと」が禁止に…ドバイ
ドバイはいろんな意味で話題性の強いところですが、急に建設ラッシュで発展した新しい近代的な部分と、イスラム教などの宗教的な戒律が混ざり合った、複雑な都市ではあります。
そのドバイで、「ヌード」と「ダンス」と「手をつなぐこと」が禁止になったそうです。
ドバイは外国人居住者が非常に多く、人口の80%以上が外国人だと言います。
そのことから外国の文化も強く流れ込み、イスラム教の戒律はさほど厳しくはないのですが、さすがにかけ離れ過ぎることもあるため、ドバイでは新しく服装や行動の規制を行うことにしたようです。
これから公共の場で禁止になるのが、大音量で音楽をかけること、踊ること、肌を露にさせること、キスすることなどで、さらに独身同士だと手をつなぐことさえ違法となるようです。
それらの罪を犯したものには禁固刑もあると新聞では報じられています。
現在のドバイの住居者の大半は、アジアからの労働者と欧米から専門技術者で占められるために、他のアラブ諸国に比べて、服装の規制などが緩やかで、ホテルなどにもバーやクラブがあり合法でアルコール類が売られています。
ズボンやスカートの丈も適切なものに、そして透明なものや体にフィットしたきつすぎるものを避けるように推奨していますが、観光客も外国人が多いだけに、今後これがどう影響していくのか注目というところでしょう。
国や都市の発展に、ビジネスと宗教のバランスをとるのはなかなか難しいようです。
Nothing To Do With Arbroath: Dubai bans nudity, dancing and holding handsより
地獄のドバイ―高級リゾート地で見た悪夢
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峯山 政宏
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