写真好きにはたまらない…高画質モニターのEIZOのディスプレイが凄いことになっていた!(PIE2009)
3月26日から29日まで東京国際展示場、いわゆる東京ビッグサイトで開催された、フォト・イメージング・エキスポ2009。
マニアやプロに限らず、写真を撮るすべての人に楽しい展示会です。
そんな中で高品質モニターのEIZOブランドで有名な、ナナオのブースで凄いものを展示していると聞き、早速開催初日に行ってきました。
EIZOブランドを展開するナナオは、日本を代表する高品質なモニターメーカーで、色表現にとことんこだわる写真家や印刷業界などではもはや標準とも言える超一流メーカーです。
私が初めてパソコンに触れた16年前でも、パソコンユーザーやPC雑誌では評価が高く、今でも変わらず画質にこだわるファンを魅了し続けています。
と、堅苦しい紹介はそこまでにして、早速EIZOのブースへ向かいます。
ブース前にはきれいなコンパニオンが!
なんだか他の出展企業と比べて、ずいぶん露出が高いのは気のせいでしょうか・・。
フォトエキスポなせいか、スゴそうなカメラを持った方々が遠慮無しにコンパニオンを撮影しまくっています。
きっとカメラの性能を存分に試しているに違いありません。
雰囲気に任せて私もカメラをテスト。入念にテスト。
…って、肝心の製品を見るのを忘れるところでした。
ブース正面ではEIZOの一部の汎用モニターでも使える、EIZO
EasyPIXのデモンストレーションを行っていました。
これは、カラーマッチングツールといって、モニターの色と印刷の色を同じにできるというすぐれもの。
使い方はとても簡単。まずフォト用紙をモニターに置いて色を合わせたあと、画面にセンサーをセットします。
そして少し待つと・・あれ、もう終わり!?これでもう、印刷とモニターの色が同じになるようにカラーマッチングされたのだそうです。
半信半疑で画面に写真を表示し、印刷したものと並べてみると・・
カラーマッチング後の比較(左:印刷した写真 右:モニター)
おおおお、本当に同じ色!!これは見事すぎます。
いつも家では、印刷すると画面と色とか違うよね…と思っていましたが、ここまで見事に合うと、もう感動ものです。
カラーマッチングしていない状態で比較(左:印刷した写真 右:モニター)
全く調整してない状態と比べると一目瞭然。うちの状態がまさにこんな感じ。せっかくプリンタが良くても、きちんと調整しないと思い通りの色を出せないんだなと痛感しました…。
ホントかよ!?と思う方は、実際にその目で確かめてもらえれば、きっと感動することうけあいです。
変わってこちらはプロ仕様、29.8インチモニターのColorEdge
CG301W。解像度は2560x1600で、画素数がフルハイビジョンの約2倍もある大型モニターです。
写真を表示してみるともの凄く緻密で、細部までクッキリ!
これは欲しい…と、恐る恐る価格を聞いてみると…50万円!?
ごごごめんなさい、私が間違ってました…。
このColorEdgeシリーズは、正確な色を出すための技術がぎっしりと詰め込まれたプロフェッショナル仕様で、価格もやはり業務用機器クラスになってしまうのだそうです。
こちらは同シリーズの、ColorEdge
CG221。画面サイズは22.2型と、先ほどのものよりは小さいので、手が届くかな…と聞いてみたら、60万円以上になるのだとか!
実はこの機種、常人には見えない違いも見えてしまう、一流のプロフェッショナルも納得の最上位機種。色の再現性が最も高く、それなりの知識がないと恐らく使いこなせないであろう、高度な操作パネルを搭載。まさにプロフェッショナル仕様です。
こちらは24インチのColorEdge
CG242W。お値段はぐっとお手頃になって約19万円。といっても気軽に衝動買いはちょっと厳しい…。
凄く欲しいけど、こんなん買ったら妻に何言われるか…とぐらぐら揺れていると、コンパニオンさんがキャンペーンの応募用紙をくれました。
なんと必要事項を書いて応募すると、モニター+センサーのセットが抽選で当たるのだとか。モニターは3種類で、うち2種類がColorEdgeシリーズ…欲しすぎます!
しかもその場でもれなくEIZOオリジナルグッズも当たるそうです。
応募用紙を受付に渡すと、スクラッチカードを1枚もらいました。
こすってみると…「マウスで賞」が!
カタログと巻き取り式のポータブルマウスをもらいました!
光学式で、結構いいやつですよ、これ。
スクラッチカードで当たるEIZOグッズが展示されていました。
マウスは2等でした。運が良かった…と思いましたが、よく考えたら一緒に行った知人は3等のカラーハンドブック、前にいた人は1等のUSBメモリが当たっていました。なんだか当たりすぎのような気が…?
ブースではEIZO製品の専門的なセミナーも行っていました。セミナーが始まると、立ち見も出るほどの盛況ぶり。
素人からハイレベルな写真家さん、そしてコンパニオンさんを撮影しまくりたい方まで楽しめる、興味深くて楽しいブースでした。
2008/3/29 追記:
フォト・イメージング・エキスポ2009は、大盛況で幕を閉じました。
今回残念ながら行きそびれてしまった方は、また来年も開催されますのでぜひ足を運んでみて下さい。
その際にはもちろんカメラをお忘れ無く!
>>EIZO
>>フォト・イメージング・エキスポ 2009 出展情報