かわいい?おいしい?路面電車の形をした「都電もなか」を購入してきた
皆さん東京土産といえば、何を思いつきますか?鳩サブレ?人形焼?雷おこし?ごまたまご?東京ばな奈?虎屋の羊羹?ナボナ?
数はそれなりにありますが、東京らしいお土産って言われると、意外と無いですよね。ひよ子饅頭に至っては実は福岡産だったりしますし。
そこで「都電もなか」というダントツに東京らしい名物があるんです。
さっそく都内に残る唯一の電気軌道、つまり路面電車の都電荒川線に乗ってきました。(本当は花見がてら都電に乗るのが目的だったり)
最寄駅は都電荒川線の梶原停留所。飛鳥山停留所から都電荒川線に乗りました。近郊の方は山手線・大塚駅、南北線・王子駅、日暮里・舎人ライナー・熊野前駅などから都電荒川線に乗れます。
大きな地図で見る
梶原停留所から徒歩2分なのですが、都電でアナウンスがあるのに何故か駅前に案内ないです。三ノ輪方面のホーム脇の梶原書店のおじさんに場所を聞いて踏切を渡って到着。おじさん、ありがとう。
和菓子の老舗らしく、独特の趣が…って感じは特にしないです。
でもなかなか立派な店構え。都電もなかの提灯がぶら下がっているし、屋根に看板がついているし、店の前まで来たらすぐ分かります。
中に入ると季節の和菓子が色々あるのですが、やはり主力は都電もなか。1984年に開催された第20回全国菓子大博覧会・厚生大臣賞受賞銘菓だという主張が誇らしげ。
都電もなかは1個、2個ではなくて、1両、2両と数えます。1両140円で、10両セットが1450円。あれ?50円高い…。昔の車庫風のパッケージ代でしょうか?
たくさん買うからって安売りしないのが、伝統の品格ってものなのです!(たぶん)。
主力商品だけに、紙袋も都電もなかの絵になっています。最近のレトロ調の車両・9000形は基調色が緑ではないという指摘はしないでください。
車庫の形をした箱(14個入り)より大きな箱には、双六と遊ぶ為のサイコロが印刷されており、食べた後か最中に箱でも楽しむことが出来るそうですが、購入したのは10個入り。それでも包装紙は都電荒川線の紹介マップになっています。
箱は都電の車両の絵が書いてあります。一応、全種類ある模様。奥がレトロ風味の9000形、手前が7500形の模様。中身は基本的に一緒です。
中身は電鉄風味の皮(最中種)に、餅(
このかわいい都電もなかですが、本舗以外では池袋三越の
東京土産として結構喜ばれると思うのですが、デパートや東京駅のような買いやすいところで売ってないのが、ちょっと残念。
ちょっと食べてみたいなと思った人や、無類の電車好きの人は、以下に直接お問い合わせください。
〒114-0004 東京都北区堀船3丁目30-12
03-3919-2354