サッカーで惨敗続きのチーム、申し訳なく思った選手たちが自腹を切ってサポーターのチケット代を返金
サッカーに限らず、アウェイ(敵地)で試合するときは、当然ホーム(本拠地)の試合より、ファンの数は少なくなります。
ある意味それだけ熱烈なファンが応援に来てくれるわけですが、遠くまで見に行って惨敗に終わると虚しさも倍増します。
ドイツの1部リーグ、ブンデスリーガのあるサッカーチームが、試合に負けてサポーターの人々に申し訳ないと、チケット代を返還することに決めたそうです。
ブンデスリーガのFCエネルギー・コットブス(FC Energie Cottbus)というチームは、たった600人のサポーターが見守る中、0-4でFCシャルケという強豪チームに負けてしまいました。
これくらいなら良くある話ですが、この7試合で6度目の敗戦であり、また1部リーグから降格の危機となっています。
この日はアウェイの試合で、600人のサポーターたちが往復760マイル(約1200km)もかけてチームの応援にかけつけていたことから、ふがいない試合をしてしまった選手たちも痛みを分かち合うことにしたそうです。
そして決めたのが、チケット代を600人に返還するということで、これは選手たち自らが希望しているとのことです。
ただしこういった気前のよさは、次回のアウェイ戦で同じことを期待するサポーターが殺到するかもしれないと、懸念の声も上がっています。
楽しめない試合なら払い戻しというシステムだと、観に行く人は増えるかもしれませんが…。
チームを愛し、支えるサポーターは叱咤激励をする権利があると思いますが、さすがに金返せというのは、サポーターの在り方としてどうなのかな、という気はしてしまいます。
Nothing To Do With Arbroath: Footballing joy - or your money backより
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池上 正
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タイトルに偽りあり
コーチであれば一度は読むべき