背景に溶け込んだ透明の車が登場

とうとう、透明の車まで出来てしまったようです。
と言ってもボンドカー的な装置というわけではなく、実は22歳のイギリスの大学生が自動車にペンキを塗って周りの色に溶け込ませたものなのです。
美術大学に通うサラ・ワトソンさんは中古の車を手に入れ、自動車が透明に見えるようなイメージを作り上げました。
彼女はインパクトのあるものを作りたいと思い、周りの色と完全に混ざり合うように3週間かけて作ったそうです。
この透明の車に気付かず、通りを歩いて近づいてきた人がぶつかりそうになると言うから、相当なものですよね。
色合わせなど、かなり根気のいる仕事だと思いますが、出来上がりは見事で何度か見直してしまうほど。
コンピューターグラフィックのようなこのイメージは、ストリート・アーティストであるジュリアン・ビーバーの作品を連想してしまいます。
実際に自分の目で見て触ってみたくなる作品ですが、これなら駐車違反を取り締まる警察も気づきにくいかも…なんてわけにはいきませんよね。
Nothing To Do With Arbroath: Artist creates invisible carより