まるで天空の城…珍妙な岩峰の上に建てられたミャンマーの仏塔
ミャンマーには、世界三大仏教遺跡のひとつバガンという地域があり、大小さまざまな仏教遺跡が林立しています。
そのバガンの南東に、標高1518mの死火山であるポッパ山があり、その麓には珍妙な形をした高さ737mの岩峰があります。
「タウン・カラッ」"Taung Kalat"と呼ばれるこの岩峰は、その形状から噴火で山頂部が吹っ飛ばされて落下したものだとも言われています。
737mの高さに建てられたパゴタ(仏塔)では、ミャンマー土着の精霊が信仰されているそうです。まるで天空の城のような威容をご覧ください。
隆起したと考えるには、たしかに無理がありそうな岩峰。本当に噴火で吹っ飛ばされた山頂が落下してきたのでしょうか。
ミャンマー土着の精霊「ナッ」を信仰する僧侶たち。
上から見ると、本当に天空の城のよう。
信仰上の理由から、観光客も裸足になって登るそうです。
737mの頂上へたどり着くには階段も険しそう。
晴れの日はさらに迫力が。
猿が多いそうですが、日光と違いおとなしいそうです。
木の陰から見ると、浮遊しているような錯覚がしますね。
登るのは大変でも、この絶景を一度は見てみたいです。
信仰の対象となるのが分かる気がする威厳を感じます。