豚インフルに感染したカップル、マスクしながら盛大に結婚式を挙げる

「病めるときも健やかなるときも…」と結婚式で誓いの言葉が続きますが、病めるスタートを切ったカップルがいました。
なんとこのカップル、近ごろついにWHOのフェーズ6のパンデミック宣言された新型インフルエンザに感染しながら、結婚式を挙げてしまったのです。
シカゴのこのカップルはあと48時間で結婚式だというときに、検査結果の電話を医師から伝えられました。結果の連絡は電話で受けたのですが、「検査の結果、二人とも陽性である」というメッセージでした。
婚約していた26歳の二人は、吐き気や間接の痛みや熱を心配していましたが、医師と相談した結果、結局式は計画通りに行うことにしたのです。
当初二人は新型インフルエンザに感染しているとは全く思っていなかったそうで、冗談を言い合っていたほどでした。
また、式を行うに当たっては医師の指示通り、式の間中、招待客からは3メートル離れ、さらにダンスなどを行うことはできませんでした。
雇っていたヘアスタイリストとメーキャップも彼女に触れることを拒んだので、しかたなく友人の助けを借りるなどしたそうです。
当然ながら式も通常のものではなかったのですが、勇気のある友人の中には、3メートルルールを無視して近づき、祝福を伝えた人もいたようです。
その後回復に向かっているそうですが、二人はこの不運に対し、逆境に対する前向きな姿勢はいいと自負しているようです。
ここまで流行してしまうと、もはやどうにもならないのかもしれませんが、移される人にとってはハタ迷惑な気がしないでもありませんね…。
マスクを付けたままの結婚式も、そのうち珍しくなくなるかもしれません。
Nothing To Do With Arbroath: Swine flu couple marry in masks and latex glovesより