異性に対する魅力、男性は共感できて、女性はできないことが判明

女性の魅力・男性の魅力は、あくまで主観によるものですが、それでも他人と共感できることは多いものです。
ところが男性のほうが女性に比べ、はるかに異性に対する魅力を共感できることが、調査の結果判明しました。
「Journal of Personality and Social Psychology」の6月号に掲載された研究によると、男性同士は異性のどこに魅力を感じるか、女性同士のそれよりもはるかに共感しあっている、と言う結果が出たそうです。
18歳から老人まで、延べ4000人以上を対象に18〜25歳の異性の写真を見せ、「全く魅力がない」〜「とても魅力的」の10段階で評価してもらいました。また、全体の結果と比べたものをそれぞれに知らせました。
調査を実施する前には、あらかじめ調査チームが異性の写真を「どれくらい細いか」「たくましいか」「セクシーか」「自信に満ち溢れているか」「センスが良いか」「明るそうか」「身だしなみがきれいか」など、男女の典型的な特徴に分けて評価しておきました。
男性の女性に対する評価の基本は、身体的な特徴を高く評価するものが多く、「スリム」「魅惑的」「自信があるように見える」といった点が挙げられています。
ところが女性の場合は、「スリム」「たくましい」といった点を高く評価している人もいますが、全体の結果に対する反論が目立ち、他の女性が魅力的に思わない男性に対して魅力を感じる、と答える女性もいたようです。
男性は同性から、自分が魅力的に思う女性を何とか他の男性から守ったり、取られたりしないようにエネルギーを費やすことに比べて、女性は同性との競争を感じない人が多いというものでした。
こう言った結果から、女性は男性の目を気にして身体的特徴の維持を必要とする一方で、女性の男性への身体的特徴の評価は高いものの、男性はそれほど固執する必要はないようです。
主観の差はあれども、男性は似たような女性を好み、女性は多様な男性を好む、ということのようです。
これはつまり、男性は好みの女性の競争が激しく、女性は競争は低いけれど一部の女性以外は好みの男性を惹きつけるのが難しい、ということになりますが、どちらがいいかと言われると悩ましいところです。
ちなみに、年配になると、笑顔なほど魅力的と思われやすい結果も出ています。歳が気になりだした人は、とにかく笑顔を心がけておくと、いい出会いが待っているかもしれません。
Rating Attractiveness: Consensus Among Men, Not Women, Study Findsより
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