士気を高めるため社員全員が全裸で仕事…イギリスの会社
自分の勤める会社や企業が、士気を高めるため社内をオールヌードで過ごす提案をしてきたらどう思いますか?
日本ではとてもあり得る話とは思えませんが、イギリスのニューキャッスルにあるデザイン&マーケッティングの会社で、1日を社員全員そろって裸で過ごしたと言うニュースがありました。
ビジネス専門の心理学者デイビッド・テイラー氏は、仕事の士気を高めるため、デザイン&マーケッティングの会社で社員に1日を裸で過ごす提案をしたそうです。
テイラー氏は最近の不況によって解雇された社員のためのカウンセラーとして呼ばれていましたが、衣類をすべて脱ぎ捨てることによって社員同士がオープンで正直になれると伝えたのです。
「裸になって仕事することを推奨したことは、今まで自分が使ったテクニックの中でも非常に極端な例である」と言い、奇異ながら効果はあるとしています。自分と他人に対して信用を得る、究極の表現方法であるとも伝えています。
当初社員は乗り気でなかったものの、女性二人いるうちの一人が黒の下着をつけたままなのと、一人の男性を除いては全員が素っ裸になったそうです。
女性で唯一オールヌードになった23歳のサム・ジャックソンさんは、「裸になることで全くバリアというものが無くなってよかった」「特にプレッシャーを与えられることもなく、服を着てくる選択もでき、自分の体を恥じることもなかった」と言っています。
脳性麻痺を持つジャックソンさんが言うには、テイラー氏が自分たちを説得するのに一週間かかったそうで、最初のうちはかなり勇気が必要だったと言います。しかしながら自分のデスクまでたどり着いたときには、すでに快適になっていたそうです。
「感情的ではあったけれど、やはりお互いに何でも話し合いができるようになった」とのことで、それ以来、会社は大きな向上を遂げたとしています。
かなり奇抜な企業の士気の高め方と言え、このことはテレビでも放映される予定だそうです。
日本の企業でこの方法が取り入れたとしたら、むしろ仕事が出来なくなるのでは?と思うのは考えすぎでしょうか。
Nothing To Do With Arbroath: Staff strip naked to improve moraleより
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