突然の死によって世界中を嘆かせた5人の有名人
有名人は私たち一般人とはかけ離れた生活をしているイメージが強い一方で、その顔や行動の一部始終はメディアによって広く伝えられることから、まるで身近な人のように感じるものです。
そんな彼らが死に直面したとき、受ける衝撃は小さくありません。
中でも特に世界に大きなショックを与えた、5人の有名人をご紹介します。
グレース・ケリー(Grace Kelly)
1982年のグレース・ケリーの死は世界を大いに驚かせました。
クールビューティーと称された彼女は、アカデミー主演女優賞に輝いたハリウッド女優から26歳の時にモナコ王妃へと華々しい転身を遂げました。
当時まだ52歳の若さで健康に見えましたが、次女のステファニー王女と車の運転中に脳梗塞を起こし、ちょうど山道のカーブという最悪なタイミングで曲がりきれず崖から転落、王女は首の骨折と打撲、王妃はそのまま亡くなってしまいました。
モナコの当初の発表が鎖骨、足、肋骨の骨折ではあるが、状態は安定していると言うものだったために、悲報を受けて世界中の人々が驚きを隠せませんでした。
エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)
現在となっては、エルヴィス・プレスリーが大きな麻薬の問題を抱えていたのは周知の事実となっていますが、当時は彼の体がドラッグに冒されていることは広く知られていませんでした。
酷い状態でコンサートをし、かつ彼自身もその状態をわかっていたにもかかわらず、1977年8月17日から始まるツアーの準備をしていました。その前日婚約者のジンジャー・アルデンにバスルームで倒れているところを発見されました。
当初の発表では不整脈によるものと伝えられ、彼の体重の増加からすると正当と思われる発表で、ステージでも呼吸のトラブルがみられましたが、真実が発覚するまでそう時間はかかりませんでした。
彼の担当医が多量の薬を出しており、解剖では体内から14もの薬品が確認され、そのうち10種は過剰であったことがわかっています。薬の内訳はモルヒネ、ペチジン、抗ヒスタミン、クロルフェニラミン、バリウム等を含み、その他にも多くの鎮静剤等が出てきたそうで、むしろもっと早く亡くならなかったのが不思議だと言われるほどです。
ジョン・レノン(John Lennon)
1980年12月8日にマーク・デイビッド・チャップマンに至近距離からジョン・レノンが4回も銃撃され死亡したとき、世界中が悲しみに暮れました。
ジョンとオノ・ヨーコがレコーディングのためにダコタ・アパート前に帰るところを、ビルの影に潜んでチャップマンが待ちぶせしており、暗殺前にサインと写真を頼みました。
5発撃ったうちの4発が命中し、少なくとも1発は大動脈に当たる致命傷を負わせました。ジョンは倒れる前に6歩警備員に歩み寄り、警備員がその場でチャップマンから銃を取り上げました。警察はすぐにレノンを病院に運びましたが、病院へ到着後に失血性ショックと80%の血液を失ったことによって死亡しました。
すぐ外のセントラルパークには大勢のファンが集まり、ヨーコを寝かさなかったそうです。その日ではなく次の日曜日に10分の黙祷をささげるために戻ってきて欲しい旨を伝えたところ、世界中から敬意を表するためにセントラルパークに10万人以上の人々が集まり、リバプールにも3万人が集まりました。
ダイアナ妃(Princess Diana)
1997年8月31日、ダイアナ元妃とその恋人ドディ・アル・ファイド氏は夜中過ぎにパリをドライブしていました。運転手はパパラッチから逃れるために時速30マイルの道をかなりのスピードで走っていたと言います。トンネル内でコントロールを失いトンネルを支える柱に衝突、アル・ファイド氏と運転手は即死し、乗り合わせていた他のものは何とか生きていました。
事故によりダイアナ妃は重傷を負い、心臓は右側へ移動していたとも報告されました。病院へ運ばれたあと数時間後に亡くなっています。早朝5時30分に死亡の発表があり、世界中の人々が驚愕し悲しみに暮れました。
9月6日のウェストミンスター寺院で執り行われた国葬では300万人以上が訪れたと言います。花や贈り物がケンジントン宮殿の外に置かれ、そのあまりの量に控えて欲しい旨の発表がされたほどでした。
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)
マイケル・ジャクソンはロンドンのO2アリーナでのコンサートが予定されていました。2009年7月13日から2010年の3月6日までの予定で、チケットの売り上げはいくつかの記録を塗り替えたとマイケルのウェブサイトで発表しています。
2009年6月25日の自宅で彼は倒れ、心肺停止状態のまま病院に運ばれ、二度と息を吹き返すことはありませんでした。世界各国のメディアがトップニュースとして報道していたのは記憶に新しく、人々に衝撃を与えました。
7月9日に追悼セレモニーがライブ放送され、10億人が見守る中行われました。
常にメディアに出ていた大物有名人となると、その死の衝撃も大きく、彼らが人々に与える影響力の大きさをまざまざと見せ付けられます。
有名だったからこそ衝撃を感じるのですが、有名だったがゆえに薄命だったケースも多いと言えるでしょう。
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天使のような人
マイケルって凄い、、