オリンピック出場費用を稼ぐため、選手が売春宿をオープン…ニュージーランド
オリンピックに出場することは、スポーツ選手として非常に名誉なことですが、お金も掛かります。
国の援助やスポンサーを付けることで費用をまかないますが、競技によっては不景気でスポンサーがつかず、オリンピックに参加することすら厳しい実情があるようです。
ニュージーランドでは、資金が底をついた選手が苦肉の策として、なんと売春宿をオープンしたそうです。
ニュージーランド出身のローガン・キャンプベル23歳はテコンドーの選手で、北京オリンピックで16位の成績を収めました。
次の2012年ロンドン・オリンピックに出場するための資金が底をついてきたことを不安に思った彼は、なんと売春宿を開いたと言うのです。
北京オリンピックの一連の費用には93000ドル(約860万円)も掛かり、そのほとんどは両親からの援助でした。息子をなんとか競技に出すため二つの仕事を掛け持ちしたと言い、キャンプベル選手は、両親の重荷になることを苦痛に思ったようです。
この新しいビジネスで、なんとか次のロンドンに出場する費用187000ドル(約1740万円)を稼ぎ出すことを目標にしています。
休みを取って研修も受け、「エスコート・エージェンシー」のオーナーとして一歩を踏み出しているとのことです。
ニュージーランドでは手順を踏んでライセンスを取得すれば、売春は違法ではありませんが、彼が属するテコンドー協会などはこの新しい事業を手放しで喜んではいないようです。
アマチュアスポーツやマイナースポーツが資金難に苦しむケースは多いですが、優れたアスリートがあれほど盛り上がる(経済効果の大きい)オリンピックに出場することすら叶わないというのも、何か構造に問題があるのではないでしょうか。
Nothing To Do With Arbroath: New Zealand athlete opens brothel to fund Olympic challenge
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