スピード違反で切符を切ったら、運転していたのはローマ法王の別荘へ向かう修道女3人だった

制限速度を超えてスピードを出しすぎると、だれでもスピード違反で捕まる可能性があります。
しかし捕まえてみたら、ローマ法王ベネディクト16世の別荘へと向かう3人の修道女だったという、警察もびっくりなニュースがありました。
ジョークのような本当の話ですが、3人の修道女はローマ法王の別荘へスピードを出しながら向かっていました。
警察がフォード・フィエスタを止めると、運転していたのはなんと56歳の修道女タヴォレッタさんだったのです。さらに同乗していたのは65歳と78歳の修道女でした。
驚いた警官がスピードを出していた理由を尋ねると、「法王が転んだと聞き、大丈夫かどうか確認しに行くため、道中を急いでいた」と答えました。
教皇ベネディクト16世は風呂場ですべって手首を骨折してしまい、それを心配した修道女たちが慌てて車で駆け付けた、というのが話の顛末だったようです。
警察のスポークスマンは、「シスター・タヴォレッタが運転の未熟さを次回の懺悔室で告白するように願う」と伝え、375ユーロ(約5万円)の罰金を科しました。
これによって1ヶ月の免許停止を食らった彼女ですが、この非難を黙っては聞いておらず弁護士を立てて上訴するつもりでいるようです。
罪状はともかく、56歳、65歳、78歳の修道女が車をぶっ飛ばしてスピード運転で捕まるという事実そのものが、コメディ映画のようで面白いですよね。
Police fine nuns for speeding on way to Pope's home - Telegraph
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