ついに盲目の人でも運転できる車が作られる
近年、無人で自動的に運転するテクノロジーが研究されていますが、それをを応用して画期的な車が考案されたました。
バージニア工科大学の学生が、目が不自由でも運転できる車を作り上げたそうです。
車にはレーザーや音声その他に反応するセンサーを搭載し、スムーズに動いたそうです。
盲目の人が独立した生活を営むための、きっかけになるのではと車だけでなく、さらなる可能性にも注目しているようです。
もともとは2004年にジェーニガン盲人協会が、目の不自由な人向けの自動車を開発することはできないかと持ちかけたもので、バージニア工科大学がそれに応じて研究が始りました。
開発にあたって3000ドル(約28万円)の融資を受け、新しい挑戦が始まりました。バギーを組み立て、レーザーファインダーから集められた情報をハンドルのモニターにリンクさせ、音声ガイダンスが運転手にどれくらいハンドルを切らなければいけないかを伝えるそうです。
スピードの増減は胴着に振動で伝え、振動箇所によって指示を判別するそうです。
まだ開発の初期段階ではありますが、来年度の学生がこれを受け継いでさらなる改良を加えていく予定です。
現在は法的にも盲人による運転は禁止されていますが、安全性に対する一般の認識などを少しずつ変えていく助けになればと考えているようです。
将来、目の不自由な人が運転可能かどうかはさておき、あえて困難なことにチャレンジする精神こそが、生活を向上させていくことへと繋がっていくのでしょうね。
Students Build a Car the Blind Can Drive - Neatorama
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