2009年08月09日 23:57

妻の愛を取り戻そうとした夫、毒を盛って寝たきりにしようとする

 
毒

人を愛しすぎると、愛では無くなり執着心だけが残ると言うケースがあります。

妻を手放したくないばかりに毒を盛って寝たきりにし、一緒にいようとした夫が逮捕されました。

ウィリアム・ドウリング69歳は、心の離れていく妻を手放したくないばかりに、彼女に水銀を盛り始めました。

妻に毒を盛ろうとした夫

彼女が病気になって寝たきりにでもなれば彼を頼ってくれるだろう、という浅はかで自分勝手な考えから犯行に及んだようですが、自分のコップの底に沈んでいた水銀球を見つけた妻が、夫のことを怪しんだことから発覚したそうです。

夫が用意した紅茶に銀色の粒があることに気づき、そのことを夫に伝えると、やかんやティポットから出ているのだろうと言い、慌てて中身を捨てたそうですが、落ち着かない様子だったようです。その後、翌週にも同じ銀粒があることに気づいたそうです。

夫は妻と別居していましたが毎週のように訪問しており、そのたびに水銀ティを出していたようで、忘れっぽくなったり、頭痛や消化不良を起こしていたことから、娘たちも母親の様子がおかしいことに気づき始めました。

逮捕されたときには、そのカップが引きだしに隠されているのを見つけ出されたようです。

手遅れになる前に発覚したのが幸いでしたが、愛情と身勝手な執着心を履き違える前に、なぜ妻の愛情が冷えてしまったのかを考えて欲しいものです。

Nothing To Do With Arbroath: Husband tried to win back wife by poisoning her

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田中 真知
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