「夏の想い出がこんな事に…。恐怖の心霊写真でゾクッとさせる方法」 〜 Photoshop(フォトショップ)で広がる写真の世界
夏と言えば心霊写真の季節…かどうかは定かではありませんが、本物の心霊写真を撮るのはなかなか難しいですし、撮れたら撮れたでどうしたらいいものか困ってしまいます。
そこでアドビのWebマガジン「DEKIMAGA」(デキマガ)から、フォトショップを使った安全でコワ〜い心霊写真を作るテクニックを紹介します。
今回使用する写真はこちら。何の変哲もない温泉の写真と、かわいい女性の浴衣姿の写真です。
それではこの写真を、Photoshop CS4 Extendedを使ってコワ〜い心霊写真にしてみましょう。
Step1.幽霊を作ろう
まずは幽霊になる女性の浴衣以外の部分を選択し、階調を反転させます。続いて全体の彩度を下げて、モノクロにします。既にもう怖い感じです…。
Step2.更に気味が悪く、恐ろしい形相に
黄緑色のレイヤーを薄く重ね、気味の悪い色合いに調整。ぼかしフィルタを使ってぼんやりとした幽霊らしさを表現し、怖さの要となる顔の部分だけぼかしを取り除きます。こ…怖すぎます!!
Step3.廊下の奥を真っ暗にする
今度は幽霊を合成する背景を作成。まずはトーンカーブを調整し、幽霊を合成する廊下の奥が真っ暗になるように調整します。
このままだと暗すぎるので、グラデーションツールを使って、廊下の奥に行くほど暗くなるようにグラデーションをかけます。更にレンズ補正をかけ、写真の4隅を暗くして、暗い雰囲気にします。
更に気味の悪い雰囲気を出すために、カラーバランスを調整し、画像全体を幽霊が出てきそうな薄気味悪い色味に調整します。普通写真が、いかにも何か出てきそうな怖い雰囲気に…。
Step4.幽霊を合成する
ここから幽霊を背景画像に合成します。先に作成した幽霊の写真を開き、なげなわツールで幽霊だけを選び、選択範囲の境界をぼかしてコピーします。
続いて背景画像を開き、幽霊をペースト。自由変形機能を使って、廊下の奥の暗がりに幽霊らしく配置します。
Step5.幽霊を背景になじませて、完成!
幽霊のレイヤーの不透明度を変更し、消しゴムツールで境界部分をこすって自然になじませます。そして仕上げに、ノイズフィルタを幽霊に薄くかけたら完成!
ヒィッ、こ…怖すぎます…。
実際にやってみよう!
ここまでの手順は、アドビのWebマガジン「DEKIMAGA」8月号でより詳しく解説されています。
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誰でもダウンロードできるPhotoshop CS4の体験版を使って、早速試してみましょう。
さらに迫力満点の昆虫写真を作る方法、飛び出すトリック写真をつくる方法、メタボ体型をムキムキにする方法など、面白いテクニックも多数掲載。
カメラ好きな方、写真加工に興味がある方は必見。
Photoshopに興味のある方も、ぜひ一度ご覧下さい。
できた!をかなえるチュートリアルマガジン DEKIMAGA(デキマガ)
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