2009年08月10日 22:10

「夏の想い出がこんな事に…。恐怖の心霊写真でゾクッとさせる方法」 〜 Photoshop(フォトショップ)で広がる写真の世界

 

夏と言えば心霊写真の季節…かどうかは定かではありませんが、本物の心霊写真を撮るのはなかなか難しいですし、撮れたら撮れたでどうしたらいいものか困ってしまいます。

そこでアドビのWebマガジン「DEKIMAGA」(デキマガ)から、フォトショップを使った安全でコワ〜い心霊写真を作るテクニックを紹介します。



今回使用する写真はこちら。何の変哲もない温泉の写真と、かわいい女性の浴衣姿の写真です。

それではこの写真を、Photoshop CS4 Extendedを使ってコワ〜い心霊写真にしてみましょう。

Step1.幽霊を作ろう


まずは幽霊になる女性の浴衣以外の部分を選択し、階調を反転させます。続いて全体の彩度を下げて、モノクロにします。既にもう怖い感じです…。

Step2.更に気味が悪く、恐ろしい形相に


黄緑色のレイヤーを薄く重ね、気味の悪い色合いに調整。ぼかしフィルタを使ってぼんやりとした幽霊らしさを表現し、怖さの要となる顔の部分だけぼかしを取り除きます。こ…怖すぎます!!

Step3.廊下の奥を真っ暗にする


今度は幽霊を合成する背景を作成。まずはトーンカーブを調整し、幽霊を合成する廊下の奥が真っ暗になるように調整します。

このままだと暗すぎるので、グラデーションツールを使って、廊下の奥に行くほど暗くなるようにグラデーションをかけます。更にレンズ補正をかけ、写真の4隅を暗くして、暗い雰囲気にします。

更に気味の悪い雰囲気を出すために、カラーバランスを調整し、画像全体を幽霊が出てきそうな薄気味悪い色味に調整します。普通写真が、いかにも何か出てきそうな怖い雰囲気に…。

Step4.幽霊を合成する


ここから幽霊を背景画像に合成します。先に作成した幽霊の写真を開き、なげなわツールで幽霊だけを選び、選択範囲の境界をぼかしてコピーします。
続いて背景画像を開き、幽霊をペースト。自由変形機能を使って、廊下の奥の暗がりに幽霊らしく配置します。

Step5.幽霊を背景になじませて、完成!


幽霊のレイヤーの不透明度を変更し、消しゴムツールで境界部分をこすって自然になじませます。そして仕上げに、ノイズフィルタを幽霊に薄くかけたら完成!


ヒィッ、こ…怖すぎます…。

実際にやってみよう!

ここまでの手順は、アドビのWebマガジン「DEKIMAGA」8月号でより詳しく解説されています。

メールマガジンの講読登録をすると、もっと詳しい具体的な手順の解説、そして自分でもやってみたい!という人のために、写真素材とPDF版の解説チュートリアルをダウンロードすることができます。
誰でもダウンロードできるPhotoshop CS4の体験版を使って、早速試してみましょう。

さらに迫力満点の昆虫写真を作る方法飛び出すトリック写真をつくる方法メタボ体型をムキムキにする方法など、面白いテクニックも多数掲載。

カメラ好きな方、写真加工に興味がある方は必見。
Photoshopに興味のある方も、ぜひ一度ご覧下さい。

 


できた!をかなえるチュートリアルマガジン DEKIMAGA(デキマガ)

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