グローバル化って何?…まさしくこれのこと
グローバル化、国際化の時代と言われるようになって久しいですが、具体的に何のことか問われると、返事に困ってしまうのではないでしょうか。
政治・経済・文化などが国境を越えて、世界的規模へと拡大することを意味しますが、ちょっと抽象的ではあります。
そこで、これこそがグローバル化だという例がありましたのでご紹介します。
問い:グローバル化の定義とは何か?
答え:それは「ダイアナ妃の死」です。
それはなぜか?と言うと、
イギリスの王妃が、エジプト人の恋人と、フランスのトンネルで、オランダ製のエンジンが搭載されたドイツ製の自動車に乗っていて、その車はスコッチ(スコットランド)ウィスキーを飲んで酔っ払っていたベルギー人が運転していました。
追いかけていたのは日本製のバイクに乗ったイタリア人のパパラッチで、事故後、アメリカ人の医師よりブラジルの治療をうけました。
そしてこのネタ(の原文)はビル・ゲイツのテクノロジーを利用して、アメリカ人によって送られたもので、あなたはきっと自分のPCで見ていることでしょう。
そのPCには台湾製のチップに韓国製のモニター、そしてバングラデッシュの労働者によってシンガポールの工場で組み立てられたもので、インド人のトラック運転手によって運ばれ、インドネシア人にハイジャックされ、シシリア人によって下ろされ、不法入国したメキシコ人によってトラックに積まれたものです。
これをグローバル化と言います。
1つの事柄がどんどん世界とつながっているいい例ですが、さすがにこれは繋がりすぎですよね。
そう言われると、日本の製品ひとつにしても、いろんな場所の部品やいろんな国籍の労働者とつながりを持っていると言えるでしょう。
What is the Truest Definition of Globalization? | Demonicious!
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「フラット化・・」を遥かに凌駕する壮大なスケール
人間の宿命としてのグローバリゼーション