63歳男性の鼻に7億6千万円の保険…イギリス
以前、特殊能力を持つお尻に2億円の保険をかけた人をご紹介しましたが、 上には上があるもので、なんと鼻に500万ポンド(約7.6億円)もの保険を掛けている人がいます。
その理由ですが、チーズの匂いを嗅ぐためだと言うのです。
そのすばらしい嗅覚の持ち主は、ナイジェル・プーリィさん63歳。
イギリスのサマーセットチーズを作る会社で、12年間チーズのランク付けをすることに貢献してきました。
雇用者であるワイク・ファーム氏が、彼の嗅覚に保険を掛けることを保険会社のロイズに持ちかけたそうで、ロイズ側は「チーズを嗅ぎ分ける鼻というのは新しいカテゴリーである」と伝えています。
保険金の500万ポンドはどう算出されたかと言うと、プーリィ氏の代わりの人を見つけるまでの5週間と、会社の一週間分の利益100万ポンドを掛けた損害額の合計とのことです。
プーリィ氏は長年の経験から、良いチーズを嗅ぎ分けるコツを会得したと言い、とても仕事を楽しんでいるそうです。
視覚や聴覚に比べると嗅覚は衰えにくいそうですが、63歳にして、そのすばらいしい嗅覚を保持していることからもうかがい知れますね。
素人からするとチーズは匂いがきついので、どうやってそのランクを嗅ぎ分けているのか気になるところです。
鼻にここまでの価値を見出されるのも驚きですが、持って生まれた才能というのはうらやましい限りです。
Nothing To Do With Arbroath: Cheese sniffer's nose insured for £5m