裁判で町から追放の判決を受けたのは…なんと犬
裁判では被告人がいろいろな判決を言い渡されますが、その対象は何も人だけに限らないようです。
アメリカのコロラド州で、なんと犬のポメラニアンが、住んでいる町アルペンを出て行くよう判決を受けたというニュースがありました。
13歳になるギズモという名前の犬は、人に噛み付く癖があるらしく、ブルック・ピーターソン判事は町からの追放を命じたようです。
もしまたこの犬を町で見ることがあれば、安楽死の運命が待っているようです。
判事は他人のペットをよそへやることや、安楽死させる判決を出すことはつらい決断だったとしながらも、すでに3年ほどこの件を扱っており、我慢の限界を超えたと述べています。
2月にも8月にも人を噛んでおり、3月には裁判所命令で犬のそばに飼い主が必ずついていなければいけない旨の裁判命令が出されたのですが、その後、25分も外につないだまま放置されたことがあり、その間に人を噛んでしまいました。
裁判所の命令を何度か破った結果として、今回の判決が下されたようです。
飼われている動物は、飼い主の責任で一生を左右されてしまうことを考えると、罰されるべきはむしろ人の方ではないかと思わせるニュースではあります。
Bad day for a bad dog in Aspen | AspenTimes.com
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1. 裁判で町から追放の判決を受けたのは…なんと犬【らばQ】 [ 他力本願 ] 2009年09月28日 12:52
あんてなサイトにブックマークされました。
2. 中世の風景 [ 巷にひとり在り ] 2009年09月28日 22:33
中世ヨーロッパの古いお城や街並みなどがそのまま現代に遺っているような風景は個人的に大好きなのですが、こういうのはちょっとどうなんだろう…
「裁判で町から追放の判決を受けたのは…なんと犬」
ど、動物裁判……???
(※動物裁判というのは、殺人を犯したブタが...
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