2009年10月12日 13:18

競馬に必勝法があったなんて…驚愕の160億円ボロ儲け、所得隠しで発覚

 

競馬
「ギャンブルで蔵は建たない」という格言がありますが、蔵が建つどころか馬券予想ソフトを使って巨額の利益を稼いでいたことが、東京国税局の税務調査によって発覚しました。

所得隠しを指摘された額は驚愕の160億円。

日本の公営競馬では買った段階で25%を取られ、75%の払い戻しの中から勝ち負けを競うため、マイナス収支にしないだけでも至難の業。

本当に儲けている人なんて、都市伝説とさえ言われてれていましたが…。

配当160億円所得隠し 競馬予想プログラム会社に指摘 東京国税局 - MSN産経ニュース

所得隠しを指摘されたのは、香港に本社を持つ都内のデータ分析会社「UPRO(ユープロ)」。

2005年〜2007年の3年間で160億円の所得隠しがあると国税局に指摘され、追徴課税は約60億円。

2008年に脱税容疑で強制捜査が入りましたが、英国人の社長は既に海外に出国、資産の大半も海外に持ち出し、差し押さえした額は20億に留まるようです。

同社は、出走馬・血統・騎手などを入力し、オッズによって掛け率を変動してほとんどの組み合わせを購入するスタイルの「競馬必勝予想ソフト」を開発。1レースで数億円の稼ぎを得ることもあったようです。

馬券は購入段階で25%を取られていますが、50万円以上の利益が出た場合も所得税などの課税対象となります。

しかし高額払い戻しの窓口で身分証明などは必要ないため、申告しない人が多いのが現状のようです。

「そこら中で競馬必勝法という宣伝を見るけど、本当に必勝なら他人に教えず自分で買うはず」

こんな皮肉を言われることがありますが、本当にそんな話があったなんて競馬ファンには驚愕の事実でしょうね…。

本当に予想ソフトで儲けていたのか、にわかに信じがたいですが、今後競馬予想ソフトに心血注ぐ人が続出しそうな予感です。

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